いま、子どもから青年、親世代から高齢者に至るまでの多世代が、
一人ひとりの 「こども」 に寄り添い、子どもの本質を見つめ「こどもを学ぶ社会」が求められています。
日本こども成育協会は、次代を担う子ども(0 歳~ 10 歳ごろ)の成長と発達を理解し、子ども一人ひとりが、自立した個人としてひとしく健やかに育つことができるよう、 最適な成育環境(人間・空間・時間・情報システム)の構築を目指します。

子どもの成育環境にあるモノやコトを創り出すことを「こども成育デザイン」と呼んでいます。
「育つ子ども」と「育てる大人」の幸福に配慮した「こども成育デザイン」が、
あらゆる産業やコミュニティにおいて、実現するように本協会は、発達心理学および子どもの成育に関する
諸科学の知見に基づいて製品やサービスの開発、人材育成の支援を行います。

現在、本協会では以下の「 3 つの視点」から子どもを学び、成育環境を構築する事業を行っています。

実績ACHIVEMENTS

ピックアップPICK UP

2025.4.21

【終了しました】こどもの日は八王子へGO! 5/5(月・祝)ABCハウジング八王子住宅公園の パパしるべタイアップ『親と子のコミュニケーションひろば』で 学んで・遊んで・楽しもう!

日本こども成育協会は、GWの5月5日(月・祝)に、子育てに前向きに関わるパパを支える総合子育てポータルサイト「パパしるべ」とタイアップして、家族みんなで遊びと学びの体験ができるイベントを開催します!

会場は、ABCハウジング 八王子住宅公園!

季節のお花やグリーン、街並みが映り込む水辺を探索しながら、広場のテントに辿り着くと…遊びや学び、パパママも楽しめるワクワクが待っています。

もちろん、歩行者天国!思い切って楽しめます。

親子で遊んで学べるコンテンツは4つ。

 

■「DJリズムで楽しく!歯磨きトレーニング」

歯科衛生士かおり先生が、「今日から親子で“はみがき”が楽しくなる!」コツをレクチャー。歯の模型を使って親子ではみがき競争しながら楽しく学べます。

参加者にはキッズ歯ブラシをプレゼント!

 

■「キッズディスコ&こどもDJ体験」

フォトスポットとしても大人気の「キッズディスコ&こどもDJ体験」

みんながよく知るあの曲で踊ったり、DJブースに入ってスイッチングで音楽をスタートしたり、青空ディスコは、キッズも、パパもママも思わずカラダが動き出します♪

DJ体験では、お子さまの可愛くてかっこいいDJポーズを写真に撮っていただけます。

 

■「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞投票所」

パパしるべが企画したパパママ人気投票企画「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」では、10のプレゼンパネルから選んでシール投票。

パパはこれがしたいんだ!ママはパパにこれしてほしいんだ!と、いつもとは違うコミュニケーションが生まれます。

シール投票だからその場で途中経過が見えるのも醍醐味。後日、パパしるべHPに結果をアップ予定です。

投票参加者には先着50組様へ、その場でリクエストにあわせてバルーンアートをプレゼント!

お子さまのビッグスマイル間違いなしの外遊びグッズが当たる抽選会、また先着100組様には、こそだてDAYSの「おまめちゃんファイル&感染症カレンダー」など、プレゼント満載で親子そろって大満足!ぜひ投票に来てくださいね。

 

■BOOK&おやつコーナー

遊んでちょっと一息つきたいときには「BOOK&おやつコーナー」もご用意しています。

お子さまとゆっくり過ごせる絵本コーナーや、小腹に美味しいおやつも販売しています。※現金のみ

 

親子の絆がグッと深まる、ゴールデンウィークの思い出づくりに、ぜひ足をお運びください。

 

 

・・・開催概要・・・

■ABCハウジング 八王子住宅公園

開催日時:2025年5月5日(月・祝)10:00~16:00

HP:https://abc-housing.asahi.co.jp/syuto/park/hachioji.html

〒192-0034 東京都八王子市大谷町234

チラシのPDFはこちらからダウンロードできます。

https://kodomoseiiku.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/04/0ff556245eb63a64a8e86f3c12783a13.pdf

お知らせNEWS

2025.4.21

【終了しました】こどもの日は八王子へGO! 5/5(月・祝)ABCハウジング八王子住宅公園の パパしるべタイアップ『親と子のコミュニケーションひろば』で 学んで・遊んで・楽しもう!

日本こども成育協会は、GWの5月5日(月・祝)に、子育てに前向きに関わるパパを支える総合子育てポータルサイト「パパしるべ」とタイアップして、家族みんなで遊びと学びの体験ができるイベントを開催します!

会場は、ABCハウジング 八王子住宅公園!

季節のお花やグリーン、街並みが映り込む水辺を探索しながら、広場のテントに辿り着くと…遊びや学び、パパママも楽しめるワクワクが待っています。

もちろん、歩行者天国!思い切って楽しめます。

親子で遊んで学べるコンテンツは4つ。

 

■「DJリズムで楽しく!歯磨きトレーニング」

歯科衛生士かおり先生が、「今日から親子で“はみがき”が楽しくなる!」コツをレクチャー。歯の模型を使って親子ではみがき競争しながら楽しく学べます。

参加者にはキッズ歯ブラシをプレゼント!

 

■「キッズディスコ&こどもDJ体験」

フォトスポットとしても大人気の「キッズディスコ&こどもDJ体験」

みんながよく知るあの曲で踊ったり、DJブースに入ってスイッチングで音楽をスタートしたり、青空ディスコは、キッズも、パパもママも思わずカラダが動き出します♪

DJ体験では、お子さまの可愛くてかっこいいDJポーズを写真に撮っていただけます。

 

■「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞投票所」

パパしるべが企画したパパママ人気投票企画「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」では、10のプレゼンパネルから選んでシール投票。

パパはこれがしたいんだ!ママはパパにこれしてほしいんだ!と、いつもとは違うコミュニケーションが生まれます。

シール投票だからその場で途中経過が見えるのも醍醐味。後日、パパしるべHPに結果をアップ予定です。

投票参加者には先着50組様へ、その場でリクエストにあわせてバルーンアートをプレゼント!

お子さまのビッグスマイル間違いなしの外遊びグッズが当たる抽選会、また先着100組様には、こそだてDAYSの「おまめちゃんファイル&感染症カレンダー」など、プレゼント満載で親子そろって大満足!ぜひ投票に来てくださいね。

 

■BOOK&おやつコーナー

遊んでちょっと一息つきたいときには「BOOK&おやつコーナー」もご用意しています。

お子さまとゆっくり過ごせる絵本コーナーや、小腹に美味しいおやつも販売しています。※現金のみ

 

親子の絆がグッと深まる、ゴールデンウィークの思い出づくりに、ぜひ足をお運びください。

 

 

・・・開催概要・・・

■ABCハウジング 八王子住宅公園

開催日時:2025年5月5日(月・祝)10:00~16:00

HP:https://abc-housing.asahi.co.jp/syuto/park/hachioji.html

〒192-0034 東京都八王子市大谷町234

チラシのPDFはこちらからダウンロードできます。

https://kodomoseiiku.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/04/0ff556245eb63a64a8e86f3c12783a13.pdf

2025.3.19

受付は終了しました【ご家庭向け】ベジキッズ『考える力』プログラム 五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット

協会理事 沢井佳子先生監修のベジキッズ『考える力』プログラム
五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット(カゴメ株式会社)。

これまで、多くの保育園で採用されてきましたが、
ついに、待望のご家庭向け販売がスタートしました!

野菜を育てる体験を通じて、子どもの考える力を育みます。

詳細はこちら▼
https://patata-shop.jp/?mode=f5

2025.2.26

『こそだてDAYS』のひろこ先生 離乳食をはじめる前に知っておきたい『食物アレルギー』を解説

当協会メディアパートナーの一つである『こそだてDAYS』さんで、こども成育〈食専科〉講座 ディレクターであり管理栄養士の隅弘子さんと協会が記事の監修をしています。

今回のテーマは『食物アレルギー』です。

赤ちゃんの離乳食期では、食物アレルギーが心配という方がとても多いです。具体的な症状や付き合い方など、離乳食を始める前に知っておきたい食物アレルギーについて、基礎知識が紹介されています。

https://www.kosodatedays.com/yogomanga/food-allergy-basic

2025.2.14

【終了しました】歯科衛生士・こども成育協会公認講師の宗田香織さんが登壇《みんなのケア情報学会オンライン語り交流会》

協会公式ブログや『うちの子専属はみがきトレーナー』講座の
講師としても活躍中の歯科衛生士 宗田香織さんが
みんなのケア情報学会主催 第10回オンライン語り交流会に
登壇します。

***************************
テーマ 『オーラルフレイル』を予防しよう!
〜子どもから高齢者まで 心身の健康につながる口腔ケア〜

開催日時  2025年3月8日(土)14:00~15:30
***************************

みんなのケア情報学会の会員向け無料セミナーですが
今回、本メルマガの読者の皆さまにもご受講いただくことが
できるようになりました。

詳細はこちら▼
https://cihcd.jp/index.php/26906/muneta/

★参加ご希望の方はこちらよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeaxPHvum19gep37vhqexed5Po9L1YSpIAkfEqycfLJL2ZE0g/viewform

会員種別で「賛助会員または賛助会員関係者」にチェックを入れて
会社・団体名の欄に「日本こども成育協会」とご記入ください。

たくさんのご参加をお待ちしております!

ブログBLOG

2025.5.13

『マタニティー&ベビーフェスタ』ワークショップQ&A《前編》

こんにちは。歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。

 

GWは様々なイベントが開催されあちこち賑わっていました。

私もイベントに登壇したり、友人とずっと参加したかったイベントに

出かけたりしてきました。

 

今回は、4月にパシフィコ横浜にて開催された『マタニティー&ベビーフェスタ』の

ブースセミナーとして開催した【親子で楽しく歯みがき競争】での様子と

パパやママからいただいた質問についてご紹介します。

 

【親子で楽しく歯みがき競争】は、私が活動する中で

いつかこんなワークショップをしたいなと思っていたコンテンツです。

 

昨年の『マタニティー&ベビーフェスタ』でお披露目させていただきました。

 

お子さんも保護者の方も、私の想像をはるかに超えて、

楽しく真剣に体験してくださっていた様子が印象的でした。

 

是非今年も皆さんとワークショップがしたいと思っていました。

 

「うちの子歯みがき嫌いで…毎晩大変なんです」

「どうやって磨いたらよいか、ちゃんと磨けているか心配…」

という保護者の方の心配をよそに、ワークショップが始まる前から

準備していた歯ブラシや顎模 型(歯の模型)にお子さんは興味津々。

 

歯ブラシを手に取り『こうやって磨くんだよー』と歯みがきのマネをして見せてくれたり

顎模型を離さずじーっと観察する姿は本当に嬉しくなります。

 

ワークショップが始まってからも、集中して歯みがき競争を楽しんでくださっていました。

 

さて、ここからはワークショップで保護者の方からいただいた質問をご紹介しつつ

口腔ケアのポイントを加えて解説します。

Q1)『一生懸命磨いても汚れが取れない!』8才パパ

A1)

歯ブラシの毛先がつぶれないように当て、その場所だけで

小さく揺らすようにしてみてください。

歯みがきの誤解で多いのが、「力を入れて磨けば汚れが落ちる」です。

 

しかし、力が強すぎると毛先がつぶれます。

 

歯ブラシを大きく動かして擦ると、歯と歯の隙間や嚙み合わせの面の凸凹は

毛先が浮いてしまいます。

 

このような当て方・磨き方ですと、かえって食べかすやプラーク(歯垢・細菌の塊)が

取れないのです。

 

むし歯や歯周病になりやすい隙間や凸凹した部分は特に、

歯を一本一本丁寧に磨くようにしま しょう。

 

Q2)『いつも暴れて磨かせてくれない…歯みがきは毎日戦いです』     

   3才・小学生のママ

A2)

ママが笑顔で楽しくなるような声掛けや、実況中継をしながら

歯みがきしてみてください。

 

下のお子さんであれば、まずはママやパパが歯みがきをしている様子を見せてから

お子さんの歯みがきをする。

 

上のお子さんの仕上げ磨きであれば、

「磨きにくいところはどこだった?」

「フロス のお手伝いをするね」など、お子さんが歯みがきの主役になるような

声掛けをすると積極的に歯みがきして、あるいはさせてくれます。

 

大好きなママやパパが楽しそうにカッコよく歯みがきをしていれば

お子さんは真似して自分もやりたくなります。

 

無理矢理押さえつけてするより、どんなふうに声掛けしたら

お子さんが興味を持ってくれるか、仕上げ磨きであればお子さんと一緒に

口の健康管理をするという意識を忘れずに。

 

次回も引き続き、ワークショップでいただいた質問とそのお答えを紹介します!

 

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宗田香織さんが講師を務める「うちの子専属トレーナー」資格 受講申込受付中です!

https://kodomoseiiku01.peatix.com/

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宗田 香織

1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。

2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・

インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。

2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。

詳しいプロフィールはこちら

 

2025.5.6

新たに保育者となる方のげんきを応援〜入職式にて講演を行いました〜《後編》

こんにちは。こども成育〈食専科〉講座 ディレクター 管理栄養士の隅弘子です。

 

先週に引き続き、千葉県を中心に保育所を展開されている社会福祉法人高砂福祉会様の

入職式にて開催させていただいた講演とワークショップのレポートをお届けします!

新たに保育者となる方のげんきを応援〜入職式にて講演を行いました〜《前編》

 

成長発達に必要な栄養とあさから元気!のエネルギーを

味噌玉に乾物をいれるだけの味噌玉ですが、この乾物の中には

野菜・海藻・ごまなど体の調子を整える食材がふんだんに含まれています。

 

さらに冷蔵庫にあるお豆腐などくわえたら、お味噌汁だけでも

栄養が摂取しやすくなります。

 

また、エネルギーはとにかく生きる糧となる大事な栄養。

 

まとめて炊いておけるごはんをベースに、小さな子どもたちも手で持って食べやすい

おにぎりにすることで、家事の削減に少しでも貢献できます。

 

さらに、具をいれたり、混ぜ込んだりなどアレンジもしやすいのも

おにぎりの素敵なところです。

 

これだけでも、朝食を全く食べてこなかった方や、コーヒー・ヨーグルトしか摂らない

というより格段にバランスが整います。

 

子どもたちと一緒に味噌玉をつくって食育の実践へ

自分が作った製作物には、とかく愛着が湧く幼児期。

 

様々な乾物や味噌玉の具を選んでつくりあげれば、

それは世界で一つだけのお味噌汁になります。

 

お湯をいれてゆっくり溶いて、かきまぜて、おいしくなあれという魔法をかけて・・・

 

素敵な食文化とクッキングの時間にも展開できそうですね。

これから社会人となる皆様へ

学校で学んできたことをいよいよ社会で活かすことが始まりました!

とはいえ、実際は学んできたこと全てが仕事に活かせないこともあるでしょう。

 

現実は違ったと嘆くこともあると思いますが、それも経験となります。

 

また、教科書どおりにならないことは、子どもと接せる仕事の場合

特に感じるシーンも多いかと思います。

 

試行錯誤をしながら保育活動の実践をするためには、

やはりご自身の心と体の健康が第一です。

 

その土台づくりには、食事も大きな要素です。

 

「食べたものから心と身体がつくられる」

 

食べ物の力を見方につけて、素晴らしいキャリアを築いていただきたいと思います。

 

今回、このような門出の折にお話ができたことをとても嬉しく思いました。

 

みなさんで「いただきますの歌」を歌って、作った食事をたべていらっしゃる光景が

とても輝いてイキイキとした雰囲気がとても印象的でした。

 

まずはやってみようと!いう意欲を育むのが保育という現場

事後アンケートをとらせていただいたところ、95%のご参加者のご参加された方に

「とても満足」「満足」とご回答いただきました。

 

これを機に一人暮らしされる方や、ご自身のお子さんと一緒にやってみます!と

とても前向きなコメントも多くいただきました。

 

保育生活において、子どもたちが「やってみよう」と周りに励まされながら

ひとつひとつできることを増やしていく機会が多いのが保育の時間です。

 

この時間を通して、少しでもみなさまの「やってみよう」という気持ちを

応援できていれば幸いです。

 

 

隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士

【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。

都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。

子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。

詳しいプロフィールはこちら

2025.4.25

新たに保育者となる方のげんきを応援〜入職式にて講演を行いました〜《前編》

こんにちは。こども成育〈食専科〉講座 ディレクター 管理栄養士の隅弘子です。

 

今回、千葉県を中心に保育所を展開されている社会福祉法人高砂福祉会様の入職式にて

「食べてスイッチオン!「げんき」朝ごはん習慣」と題して

講演とワークショップを開催させていただきました。

 

高砂福祉会様は、理事長先生はじめ、園長先生、食のご担当者の皆様が

「こども成育〈食専科〉」講座をご受講いただいており、その後ご縁が続いています。

 

エネルギーに満ちたげんきあふれる子どもたちを支える保育者の仕事は

体力はもとより、気力も必要とします。

 

先生がはつらつと元気であれば、周りの子ども達や保護者の方にも

元気が伝播することでしょう。

 

そこで今回のテーマを「朝ごはん」に設定し、朝食の必要性及び簡単に用意できる

メニューとして味噌玉づくりを行い、新たに職員として活躍される皆様と

元気になる食べ方の実践を行いました。

朝ごはんを食べることが当たり前と伝えたい

朝食を摂るメリットデメリットについては、大人の食事法としては

様々な議論を呼ぶお題ですが、子どもにとっては摂ることが当たり前となるよう

習慣化がとても大切です。

 

最初の座学では「なぜ大切なのか」の視点をお伝えするとともに

保護者の方への支援につながるコミュニケーション方法について考えていただきました。

 

単に「朝ごはんを食べてきてから登園してくださいね」だけでは、単なる指示です。

 

伝えただけでは残念ながら改善までは至らないこともあるでしょう。

 

子どもはもとより、保護者の欠食も目立ちます。

 

ご家族のみなさまが、「朝食を摂れている」習慣のために

「これおすすめですよ!」といった提案ができるようにしたいところです。

 

そのため、まずは保育者自らお手本や実践法をお伝えできることが大事なのです。

 

身近な方の実践法というのは「やれるかも!」という意識変化につながりやすいです。

 

そこで理想的な朝食像より、たべることが当たり前になるステップを考えてみましょう

という流れから、朝の時短につながる味噌玉作りにワークショップに展開していきました。

 

朝は火を使わず、包丁も使いたくない

こういう声をよく聞きます。

 

確かに食事作りは作る、片付けるという家事が発生しますので

なるべく気軽に用意できたほうが朝食を摂る習慣に近づきそうですね。

 

そうはいってもとくに小さな子にとっては切らない、火を使わない料理だと

咀嚼能力にみあっていない料理になりかねません。

 

あらかじめ時間があるとき味噌玉をストックしておき、

ごはんを温めている間にお湯をわかして味噌玉に注げば相当な時間短縮につながります。

 

次回は後編として、味噌玉づくりの様子や、新入社員の皆さんに向けたメッセージとして

どんなお話をしたかについてご紹介します。

 

 

隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士

【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。

都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。

子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。

詳しいプロフィールはこちら

2025.4.22

こどもの口から生命“LIFE”を輝かせる『Early Childhood Oral Academy』始動しました!

4月20日(日)、こどもの口から生命“LIFE”を輝かせる『Early Childhood Oral Academy(以下ECOA)』の0期がスタートしました。

 

開発の段階で、理事の大塚千夏子がインタビューをさせていただいた歯科クリニックを中心に参加のご表明をいただきました。

 

今回、0期とさせていただいたのは、歯科クリニックの皆さんに、いわばテスト受講をしていただいて、

一緒に講座開発の最終仕上げをしていただきたいという意図があります。

 

0期は4月から7月までの3か月間。6日間にわたって、13項目のカリキュラムを用意しています。

総合監修は、日本こども成育協会理事で子どもの認知発達支援の専門家である沢井佳子先生です。

また、講師陣は沢井先生をはじめ、以下の5名の専門家が参画いたします。

 

口腔医学:

竹内泰子先生(歯科医師・日本歯周病学会歯周病専門医)

宗田香織先生(歯科衛生士・こども成育インストラクター)

 

妊娠・出産・育児:

難波直子先生(助産師・特定非営利法人 育児サポートdouce.理事長)

 

健康食育・栄養学(こどもの食と栄養):

隅弘子先生(日本こども成育協会食専科ディレクター・こども成育インストラクター)

 

コミュニケーション・提案力:

桑子和佳絵先生(一般社団法人NICCOT Partners代表理事)

 

ECOAでは、会場での受講とオンライン受講のハイブリットで進行してまいります。

 

また、前身となる『こども成育講座』での講座開発・運営経験に基づき、

ECOAでは講義内容を充実させることはもとより、グループワーク&セッションの時間を多く設けることで、

知識の習得、さらには学んだことを実践にいかに活用していくか、というところまでフォローしてまいります。

 

『こども成育講座』では取り扱っていない胎児期から1歳半までの子どもの発達や、

歯科クリニックでの1歳半健診を視野に入れたコミュニケーションのポイントなど、

日本こども成育協会としても、講座開発では新しい学びや挑戦の連続です。

 

より現場で役立つ内容にブラッシュアップすべく、参加者の皆さまのお声をたくさんお伺いしながら

0期のプログラムを進行してまいりたいと思います。

 

『Early Childhood Oral Academy(ECOA)』について、ご興味のある方は、ぜひ協会までお問い合わせください。

 

お問い合わせはこちら

2025.4.15

男性の育児参加意識定点観測@マタニティ&ベビーフェスタ

日本こども成育協会 理事の大塚千夏子です。

 

4月5日(土)・6日(日)にパシフィコ横浜で開催された

マタニティ&ベビーフェスタに行ってきました。

 

今年も「パパしるべ」さんブースの

『パパがやってみたい大賞・ママがパパにやってほしい大賞』

投票アテンダントをしながら定点観測。

 

昨年の投票数が約1200票だったので、

今年はどうなるのだろう?とワクワクしながらブースに立ちました。

 

今年のマタニティ&ベビーフェスタは会場が少し小ぶりになった代わりに

端から端までじっくりとブースを見て回るパパママが多いと感じました。

 

そのため、場内全体の熱気は昨年以上。

 

出展ブースも

「子育てに便利」「赤ちゃんにやさしい」という作り手側の文脈から

「上質なものを家庭に」「げんきに育てたい」「育児時間にゆとり」

といった子育てする側からのナラティブなメッセージが増えてきているようにも感じました。

 

その中で、やはり「パパ」の登場率が高いのが「パパしるべ」ブース。

 

『パパがやってみたい大賞・ママがパパにやってほしい大賞』の投票の列は

折り返しの列になる時間もありました。

 

また、パパから

「ここはパパの何をやっているんですか?」

と質問されることが多く、説明するとパートナーや家族もつれて投票してくださるケースも。

 

以前にも増して、パパが子育ての情報収集に積極的になっていることを実感します。

 

秋の大阪開催時のレポートでも書きましたが

やはり東西の違いも見えてきます。

 

関西の「夫婦でじっくり吟味投票」

関東の「個々人の直感&クール投票」

 

が、ここ横浜でもはっきり見えたことも定点観測の醍醐味です。

とはいえ、ご夫婦で投票する姿が昨年より格段に多くなったことは投票数にも現れました。

 

2日間の投票数は、な、なんと!

 

 1822票!

 

特徴ある結果については「パパしるべ」サイトの記事(※下記にリンクがあります)を

是非ご覧ください。

ブース内のワークショップでは

こども成育インストラクター・歯科衛生士の宗田香織さんが

「はみがき競争&お口の相談室」を昨年同様に開催しました。

 

ここでも大きな変化が!

 

昨年はママが神妙な顔をして「相談があるのです・・・」と

母子または単独でいらっしゃるケースが多かったのですが、

 

今年は、

パパママ揃ってはみがき競争に参加して、

お子さんと一緒に体験しながら

はみがきの楽しさを発見して帰ってくださいました。

 

はみがきなどの衛生習慣は、つい怖い顔をして子どもに教えがちです。

子どもに嫌われたくないがために、親同士で押し付け合いになることも。

子どもは、そんないざこざに巻き込まれたくないですよね。

「はみがきなんかなくなっちゃえばいいのに!」なんてことも。

 

パパもママもいつも楽しそうにやっていると、

「はみがきやってみたい!」「やってたのしい!」「今日もやる!」となって、

自然と子どもも一緒にやっている、

そして仕上げ磨きは パパ・ママにピタッとくっつくことのできる「うれしい時間」

そうなれば、家族のお口の未来は明るいでしょう。

 

2年続けての定点観測のレポートは

家族の明るい未来を予感させるものとなりました。

*******************

現在、「男性の育児参加意識」「子どもと家族のお口の健康管理」について

調査インタビューを行っています。

 

・育児休業取得経験のあるパパ

・子どもが保育園に通園しているママ

・歯科クリニックの経営者(歯科医師)

 

上記に該当する方は

こちらにインタビュー対応可(紹介可)と記載してご連絡ください。

https://kodomoseiiku.jp/contact/

 

※パパしるべ

https://papashirube.com/special/maternity_and_babyfesta2025_award_yokohama2/

2025.4.8

うちの子専属歯みがきトレーナー 講師 宗田さんのセミナー@『マタニティ&ベビーフェスタ』レポート第1弾

こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。

お花見日和だった先週末。

日本こども成育協会は、満開の桜と海のコントラストが見事な横浜で開催された

「マタニティ&ベビーフェスタ」に参加しました。

 

昨年に引き続き、協会のメディアパートナーであり、

「うちの子専属トレーナー」講座を共同開発したパパしるべさんの

「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」のブースで

たくさんのママやパパ、子どもたちにお目にかかることができました。

 

「中の人」は、4/6(日)にミニセミナーとして開催された

歯科衛生士&うちの子専属トレーナー講師の宗田香織さんの

「おくち相談室」を取材してきましたので、さっそくレポートしたいと思います!

 

12時と14時の2回、ミニセミナーを開催したのですがどちらも満員御礼。大盛況でした!

ご参加いただいたファミリーの皆さま、ありがとうございました!!

 

ミニセミナーは、まず歯みがき競争からスタート。

 

歯の模型に、マーカーで色づけがされていて

この色を口の汚れや歯垢に見立てて、歯ブラシで落としていくゲームです。

 

まずは、ふだんやっているように歯ブラシでこすっていくのですが

なかなか取れません。

 

子どもたち以上に、ママやパパが真剣になって、がんばってゴシゴシしていました。

 

一通り終わった後に、宗田さんから歯ブラシの使い方のワンポイントレッスン。

力を入れてゴシゴシするのではなく、歯ブラシを歯にあてる角度や、小刻みに動かすことなどを説明。

実践してもらうと、前のチャレンジより汚れが上手にとれることに、皆さん驚いていました。

 

さらに、キッチンスケールを使って磨く際の力加減を体感。

 

目安は150g~200gです。

キッチンスケールが無い場合は、腕の内側のやわらかいところをこすってみて、

痛くない程度という説明を受け、皆さん、実際にやってみて感覚をつかまれたようでした。

そして、もっとも大切なポイントである、歯みがきが楽しくなる声がけ。

 

「先ほどのゲームで、汚れを落とそうと皆さん必死になっていましたよね。

それだと、お子さんは歯みがきを怖がってしまいます」

という宗田さんの言葉に、ママやパパは「ハッ」とされていました。

 

「パパが磨いてみるから、上手に汚れが取れているか見ててね」

「すっきりしたね、歯みがきって楽しいね」

 

そうしたリラックスした、楽しい雰囲気づくりが、「歯みがき嫌い」にならない

コツであることをお伝えしました。

 

セミナーが終わったあとも、熱心に歯ブラシや歯のことについての相談をされているパパやママの姿も。

 

講師の宗田さんからも、当日の感想やママやパパからどんなお話があったのかなど

改めてブログ記事でお伝えいたします。

 

実際に子育て中のママやパパとの交流ができた貴重な機会。

この経験を、今後のコンテンツ作りに活かしていきたいと思います。

日本こども成育協会カレンダーCALENDAR

理事 総合監修沢井 佳子(さわい よしこ)

こどもの心理発達と行動を7つの領域から観察することで、それぞろえの領域で「今できていること」と「これからできること」を見つけ、こどもの状や胃や個性に合わせた適切なコミュニケーションを生み出すことができます。
この講座では「こどもの今」を多角的に観察するためのアプローチをお伝えします。

日本こども成育協会YouTubeチャンネルはこちら