いま、子どもから青年、親世代から高齢者に至るまでの多世代が、
一人ひとりの 「こども」 に寄り添い、子どもの本質を見つめ「こどもを学ぶ社会」が求められています。
日本こども成育協会は、次代を担う子ども(0 歳~ 10 歳ごろ)の成長と発達を理解し、子ども一人ひとりが、自立した個人としてひとしく健やかに育つことができるよう、
最適な成育環境(人間・空間・時間・情報システム)の構築を目指します。
子どもの成育環境にあるモノやコトを創り出すことを「こども成育デザイン」と呼んでいます。
「育つ子ども」と「育てる大人」の幸福に配慮した「こども成育デザイン」が、
あらゆる産業やコミュニティにおいて、実現するように本協会は、発達心理学および子どもの成育に関する
諸科学の知見に基づいて製品やサービスの開発、人材育成の支援を行います。
現在、本協会では以下の「 3 つの視点」から子どもを学び、成育環境を構築する事業を行っています。
6/14(土)ABCハウジング 八王子住宅公園にて開催!
週末は親子で一緒にDIY!椅子の組み立て&デコレーション♪
日本こども成育協会は、6月14日(土)に「親と子の関係が育つチェアづくり」を開催します。
会場は、ABCハウジング 八王子住宅公園!
協会オリジナル、専門家監修のオヤトコ診断で親子のタイプを診断し、子育て傾向に合わせた「声がけ」や「かかわり」のヒントをお伝えします。
お子さまの興味を広げたり、得意を伸ばしたりしていく体験の機会にご活用いただけましたら嬉しいです。
声かけヒントを意識して、親子で一緒に素敵な椅子をつくりましょう。
お子さんの年齢やお好みで椅子のタイプを2種類から選べます。(各回先着順)
ご参加は電話予約が優先となります。ご応募お待ちしております。
予約開始:5月30日(金)10:00~ ※営業時間10:00~18:00 毎週水曜定休
042-644-1657 ABCハウジング 八王子住宅公園
https://abc-housing.asahi.co.jp/syuto/park/hachioji.html
チラシのPDFはこちらからダウンロードできます↓
https://kodomoseiiku.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/05/ed2d344acd3351dba12fd8e71e3ed75c.pdf
6/14(土)ABCハウジング 八王子住宅公園にて開催!
週末は親子で一緒にDIY!椅子の組み立て&デコレーション♪
日本こども成育協会は、6月14日(土)に「親と子の関係が育つチェアづくり」を開催します。
会場は、ABCハウジング 八王子住宅公園!
協会オリジナル、専門家監修のオヤトコ診断で親子のタイプを診断し、子育て傾向に合わせた「声がけ」や「かかわり」のヒントをお伝えします。
お子さまの興味を広げたり、得意を伸ばしたりしていく体験の機会にご活用いただけましたら嬉しいです。
声かけヒントを意識して、親子で一緒に素敵な椅子をつくりましょう。
お子さんの年齢やお好みで椅子のタイプを2種類から選べます。(各回先着順)
ご参加は電話予約が優先となります。ご応募お待ちしております。
予約開始:5月30日(金)10:00~ ※営業時間10:00~18:00 毎週水曜定休
042-644-1657 ABCハウジング 八王子住宅公園
https://abc-housing.asahi.co.jp/syuto/park/hachioji.html
チラシのPDFはこちらからダウンロードできます↓
https://kodomoseiiku.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/05/ed2d344acd3351dba12fd8e71e3ed75c.pdf
© Benesse Corporation / しまじろう
弊協会理事・沢井佳子先生が監修者として携わっているBenesse「こどもちゃれんじ」では
JALとコラボレーションして「親子で楽!旅育のススメ」を展開しています。
飛行機での旅は、遠く離れたところへ飛んで、新しい学びのきっかけとなります。
特設サイトでは、空の旅の運行を支える人たちと しまじろうが出会い、
その しまじろうの驚きを通して旅へのワクワクを膨らましていきます。
是非サイトをご覧ください↓
◆JAL旅育のススメ
https://kocha.benesse.ne.jp/kodomo/cp/tabiiku/
日本こども成育協会は、GWの5月5日(月・祝)に、子育てに前向きに関わるパパを支える総合子育てポータルサイト「パパしるべ」とタイアップして、家族みんなで遊びと学びの体験ができるイベントを開催します!
会場は、ABCハウジング 八王子住宅公園!
季節のお花やグリーン、街並みが映り込む水辺を探索しながら、広場のテントに辿り着くと…遊びや学び、パパママも楽しめるワクワクが待っています。
もちろん、歩行者天国!思い切って楽しめます。
歯科衛生士かおり先生が、「今日から親子で“はみがき”が楽しくなる!」コツをレクチャー。歯の模型を使って親子ではみがき競争しながら楽しく学べます。
参加者にはキッズ歯ブラシをプレゼント!
フォトスポットとしても大人気の「キッズディスコ&こどもDJ体験」
みんながよく知るあの曲で踊ったり、DJブースに入ってスイッチングで音楽をスタートしたり、青空ディスコは、キッズも、パパもママも思わずカラダが動き出します♪
DJ体験では、お子さまの可愛くてかっこいいDJポーズを写真に撮っていただけます。
パパしるべが企画したパパママ人気投票企画「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」では、10のプレゼンパネルから選んでシール投票。
パパはこれがしたいんだ!ママはパパにこれしてほしいんだ!と、いつもとは違うコミュニケーションが生まれます。
シール投票だからその場で途中経過が見えるのも醍醐味。後日、パパしるべHPに結果をアップ予定です。
投票参加者には先着50組様へ、その場でリクエストにあわせてバルーンアートをプレゼント!
お子さまのビッグスマイル間違いなしの外遊びグッズが当たる抽選会、また先着100組様には、こそだてDAYSの「おまめちゃんファイル&感染症カレンダー」など、プレゼント満載で親子そろって大満足!ぜひ投票に来てくださいね。
遊んでちょっと一息つきたいときには「BOOK&おやつコーナー」もご用意しています。
お子さまとゆっくり過ごせる絵本コーナーや、小腹に美味しいおやつも販売しています。※現金のみ
親子の絆がグッと深まる、ゴールデンウィークの思い出づくりに、ぜひ足をお運びください。
■ABCハウジング 八王子住宅公園
開催日時:2025年5月5日(月・祝)10:00~16:00
HP:https://abc-housing.asahi.co.jp/syuto/park/hachioji.html
〒192-0034 東京都八王子市大谷町234
チラシのPDFはこちらからダウンロードできます。
https://kodomoseiiku.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/04/0ff556245eb63a64a8e86f3c12783a13.pdf
協会理事 沢井佳子先生監修のベジキッズ『考える力』プログラム
五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット(カゴメ株式会社)。
これまで、多くの保育園で採用されてきましたが、
ついに、待望のご家庭向け販売がスタートしました!
野菜を育てる体験を通じて、子どもの考える力を育みます。
詳細はこちら▼
https://patata-shop.jp/?mode=f5
理事の大塚千夏子です。
初夏のある日、日本こども成育協会理事であり、
子どもの認知発達・視聴覚メディア設計の専門家である
沢井佳子先生にインタビューを行いました。
インタビューのテーマは
長年、子どもの認知発達の専門家として、監修の実績を重ねて来られた沢井先生から
「監修者の視点」伺う約2時間のインタビューとなりました。
インタビュー動画はセクションごとに編集し、夏ごろから配信スタート予定です。
今回は、沢井先生が語ったお話しの一部を先行して紹介します。
―――――
子ども向けコンテンツをつくるとき、何より大切なのは「子どもの頭の中に何が浮かぶか」をとことん想像することです。
大人が伝えたいことを押し付けるのではなく、子どもの世界に入り込み、一緒に楽しむ視点が求められます。
多くの人が「監修」と聞くと、
完成間近のコンテンツに赤入れをする“チェック役”を思い浮かべるかもしれません。
でも、それでは遅すぎます。
理想的な監修は、企画の“ふにゃふにゃな”段階から関わること。
「こんなことを伝えたい」という開発者の熱意に寄り添いながら、
子どもに本当に届くのかどうかを一緒に考え、
安全に、そして早く走るための「アクセル」の役割が監修なのです。
※今回はそのうちの3つを紹介します。
子どもの視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚、は大人とは違うものです。そして言語能力も外から見えていることと子どもの内部で起こっていることには違いがあります。
何をどう見て、どんなふうに受け取るのかを想像し、丁寧に設計することが重要です。
少人数でも子どもの視聴調査を行い、「本当に伝わったか?」を見える形で評価する姿勢が、信頼されるコンテンツの礎になります。
子どもが好きな色、形、そして表現方法(アニメ、実写、CG、音楽、芝居…)など子どもたちの興味や関心を引き出すために子どもから見た視点をとことん想像すること。
5歳児は、下の年齢の子に共感でき、大人とも会話が成立しはじめる特別な存在。
この視点で「どこでつまずくか」「どこで笑うか」「どうやって夢中になるか」を直感的に捉える力は、何より大切です。
当然、研究者としての冷静なデータを持ち合わせていますが、
同時に、自分が子どもだったときの記憶と感覚を信じること。
「5歳児ならこう言い間違えるだろう」「この言い方では伝わらないかも」
なによりも「(5歳児の)よっちゃんはこれが楽しい!(つまらない!)」という
直感が、子どもに響くコンテンツをつくる鍵なのです。
―――
今回は、インタビューの一部を紹介しました。
ただいま動画を鋭意編集中です。
子どものための「製品」「コンテンツ」の開発において専門家の監修が入っているケースはまだまだ一部です。
子どもの成育環境にある全ての製品やコンテンツに
確かな監修が入ることが「当たり前」となる社会を私たちは目指します。
沢井佳子先生のプロフィールはこちらからご確認ください。
動画はYouTube「日本こども成育協会チャンネル」にアップします。
理事の大塚千夏子です。
4月から0期をスタートした『Early Childhood Oral Academy』トレーニングプログラム。
このタイトルに賛同いただいた歯科クリニックの皆さまと全6日間の日程を進行させています。
5月25日(日)には3日目のプログラムを終了しました。
当日は会場と配信とハイブリッドとなり、日本こども成育協会のミーティングラウンジからプログラムを届けました。
この日は宗田先生、隅先生から
妊娠期から1歳半健診までに、親が子どもと共に
歯科クリニックに「行きたくなる」8つの機会点をガイドしました。
ECOAは「トレーニング」という言葉を用いています。
スポーツではその競技に必要な動きだけをトレーニングしていません。
ランニングや筋トレで地力をつけながら必要に応じてサッと動くために
様々なケースを想定して何度も何度も練習をします。
本番の試合では
その局面に対して反射的にアイデアが出て体が動きます。
練習が足りなければ予定通りにも、その場での臨機応変にも身体は動きません。
歯科の現場の先生や歯科衛生士、スタッフの方々は
「知識」という素晴らしい筋肉を持っています。
その筋肉を活かすためにECOAでは
その知識を最大限に発揮できるように
知識を「伝える」タイミングを逃さないための練習として
様々な視点からのシミュレーショントレーニングの時間を用意しています。
3日目のエアコンのきいたラウンジではありましたが
隅先生、宗田先生からは「扇風機を出してほしい」とリクエストが。
それだけ熱のこもったやり取りが繰り返された講義でした。
学ぶのは学ぶ参加者だけが汗をかくのではありません。
ECOAの講師陣も、これまでの伝える仕事の中で
何度も何度もやり取りを繰り返してしてきたからこそ
その日の参加者に響く言葉を選び取ることができるのです。
ECOAの3日目前日の夜まで
どうすると「親と子どもはげんきな時でも歯科クリニックに通いたくなるのか」、
オンラインでやり取りしながら詰めていました。
まさにシミュレーショントレーニング。
私たちも鍛えられるトレーニングプログラムです。
ECOAにご興味のある方は
是非,お問合せフォームに「ECOA」とご記入いただき送信ください。
こんにちは。歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。
前回に引き続き、4月にパシフィコ横浜にて開催された
『マタニティー&ベビーフェスタ』のブースセミナーとして開催した
【親子で楽しく歯みがき競争】でパパやママからいただいた質問についてご紹介します。
『マタニティー&ベビーフェスタ』ワークショップQ&A《前編》
A3)
今回のワークショップの歯みがき競争ゲームで使用した額模型は、
口腔内と違い乾燥しているので、プラークに見立てたマーカーが取れにくいことがあります。
歯みがきナップには水分が含まれているため良く取れるのです。
つまり、口腔内も唾液が少なく乾燥していると、自浄作用といって自然に口の中を
綺麗にしてくれる力が低下します。
また、プラークがこびりつきやすくなったりするので、
歯みがきをしても綺麗になりにくいのです。
・よく噛まずに食べる
・口呼吸になっている
・普段お口がぽかんと開いている
これらが要因となって
・唾液分泌量が減ってしまう
・分泌していても口全体に行き渡らず、洗い流す効果が低下する
・乾燥するなどで唾液の自浄作用が低下し、食べかすやプラークが停滞しやすくなる
といったことを引き起こします。
歯科医師や歯科衛生士に、口の機能のトレーニングの方法などを含めた
口腔ケアのポイントを教えてもらいましょう。
A4)
こういった情報を見聞きすると不安ですね。
いつもは食具を別にしていても、育児の忙しさで間違えて同じものを
使ってしまって心配される方や、お子さんとのスキンシップを
控えるようにしているという方もいらっしゃるようです。
ですが、お子さんの歯みがきと歯科医院での健診も受けているようであれば
一度の食具の共有やスキンシップで、即むし歯になるわけではありません。
家族みなさんが、自宅と歯科医院での口腔ケアを十分行っていれば
お子さんにうつしてしまうという心配もなくなります。
過度に怖がって、お子さんの成長発達に大切なスキンシップを控えるよりも
家族全員で歯みがきや食生活を見直すことで、口腔ケアをしっかり行っていきましょう。
※感染症など産婦人科医に指示を受けている場合はその指示にしたがってください。
ブログを読んでくださっている皆さんも、ご紹介したようなお悩みを抱えながら
日々の歯みがきや仕上げ磨きをされているのではないでしょうか。
イベントに参加した後は、お子さんも保護者の方も明るい表情でお帰りになる姿や
『おうちでもやってみようね』と楽しそうでした。
こうした姿を見て、開催してよかったと感じると同時に、今後も発信していこうと
励みにもなりましいた。
お悩みや困りごとを共有することで、他の情報を必要とされる方々の安心に繋がる
きっかけになっていますと幸いです。
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宗田香織さんが講師を務める「うちの子専属トレーナー」資格 受講申込受付中です!
https://kodomoseiiku01.peatix.com/
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宗田 香織
1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。
2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・
インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。
2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。
こんにちは。歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。
GWは様々なイベントが開催されあちこち賑わっていました。
私もイベントに登壇したり、友人とずっと参加したかったイベントに
出かけたりしてきました。
今回は、4月にパシフィコ横浜にて開催された『マタニティー&ベビーフェスタ』の
ブースセミナーとして開催した【親子で楽しく歯みがき競争】での様子と
パパやママからいただいた質問についてご紹介します。
【親子で楽しく歯みがき競争】は、私が活動する中で
いつかこんなワークショップをしたいなと思っていたコンテンツです。
昨年の『マタニティー&ベビーフェスタ』でお披露目させていただきました。
お子さんも保護者の方も、私の想像をはるかに超えて、
楽しく真剣に体験してくださっていた様子が印象的でした。
是非今年も皆さんとワークショップがしたいと思っていました。
「うちの子歯みがき嫌いで…毎晩大変なんです」
「どうやって磨いたらよいか、ちゃんと磨けているか心配…」
という保護者の方の心配をよそに、ワークショップが始まる前から
準備していた歯ブラシや顎模 型(歯の模型)にお子さんは興味津々。
歯ブラシを手に取り『こうやって磨くんだよー』と歯みがきのマネをして見せてくれたり
顎模型を離さずじーっと観察する姿は本当に嬉しくなります。
ワークショップが始まってからも、集中して歯みがき競争を楽しんでくださっていました。
さて、ここからはワークショップで保護者の方からいただいた質問をご紹介しつつ
口腔ケアのポイントを加えて解説します。
A1)
歯ブラシの毛先がつぶれないように当て、その場所だけで
小さく揺らすようにしてみてください。
歯みがきの誤解で多いのが、「力を入れて磨けば汚れが落ちる」です。
しかし、力が強すぎると毛先がつぶれます。
歯ブラシを大きく動かして擦ると、歯と歯の隙間や嚙み合わせの面の凸凹は
毛先が浮いてしまいます。
このような当て方・磨き方ですと、かえって食べかすやプラーク(歯垢・細菌の塊)が
取れないのです。
むし歯や歯周病になりやすい隙間や凸凹した部分は特に、
歯を一本一本丁寧に磨くようにしま しょう。
A2)
ママが笑顔で楽しくなるような声掛けや、実況中継をしながら
歯みがきしてみてください。
下のお子さんであれば、まずはママやパパが歯みがきをしている様子を見せてから
お子さんの歯みがきをする。
上のお子さんの仕上げ磨きであれば、
「磨きにくいところはどこだった?」
「フロス のお手伝いをするね」など、お子さんが歯みがきの主役になるような
声掛けをすると積極的に歯みがきして、あるいはさせてくれます。
大好きなママやパパが楽しそうにカッコよく歯みがきをしていれば
お子さんは真似して自分もやりたくなります。
無理矢理押さえつけてするより、どんなふうに声掛けしたら
お子さんが興味を持ってくれるか、仕上げ磨きであればお子さんと一緒に
口の健康管理をするという意識を忘れずに。
次回も引き続き、ワークショップでいただいた質問とそのお答えを紹介します!
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宗田香織さんが講師を務める「うちの子専属トレーナー」資格 受講申込受付中です!
https://kodomoseiiku01.peatix.com/
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宗田 香織
1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。
2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・
インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。
2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。
こんにちは。こども成育〈食専科〉講座 ディレクター 管理栄養士の隅弘子です。
先週に引き続き、千葉県を中心に保育所を展開されている社会福祉法人高砂福祉会様の
入職式にて開催させていただいた講演とワークショップのレポートをお届けします!
新たに保育者となる方のげんきを応援〜入職式にて講演を行いました〜《前編》
味噌玉に乾物をいれるだけの味噌玉ですが、この乾物の中には
野菜・海藻・ごまなど体の調子を整える食材がふんだんに含まれています。
さらに冷蔵庫にあるお豆腐などくわえたら、お味噌汁だけでも
栄養が摂取しやすくなります。
また、エネルギーはとにかく生きる糧となる大事な栄養。
まとめて炊いておけるごはんをベースに、小さな子どもたちも手で持って食べやすい
おにぎりにすることで、家事の削減に少しでも貢献できます。
さらに、具をいれたり、混ぜ込んだりなどアレンジもしやすいのも
おにぎりの素敵なところです。
これだけでも、朝食を全く食べてこなかった方や、コーヒー・ヨーグルトしか摂らない
というより格段にバランスが整います。
自分が作った製作物には、とかく愛着が湧く幼児期。
様々な乾物や味噌玉の具を選んでつくりあげれば、
それは世界で一つだけのお味噌汁になります。
お湯をいれてゆっくり溶いて、かきまぜて、おいしくなあれという魔法をかけて・・・
素敵な食文化とクッキングの時間にも展開できそうですね。
学校で学んできたことをいよいよ社会で活かすことが始まりました!
とはいえ、実際は学んできたこと全てが仕事に活かせないこともあるでしょう。
現実は違ったと嘆くこともあると思いますが、それも経験となります。
また、教科書どおりにならないことは、子どもと接せる仕事の場合
特に感じるシーンも多いかと思います。
試行錯誤をしながら保育活動の実践をするためには、
やはりご自身の心と体の健康が第一です。
その土台づくりには、食事も大きな要素です。
「食べたものから心と身体がつくられる」
食べ物の力を見方につけて、素晴らしいキャリアを築いていただきたいと思います。
今回、このような門出の折にお話ができたことをとても嬉しく思いました。
みなさんで「いただきますの歌」を歌って、作った食事をたべていらっしゃる光景が
とても輝いてイキイキとした雰囲気がとても印象的でした。
事後アンケートをとらせていただいたところ、95%のご参加者のご参加された方に
「とても満足」「満足」とご回答いただきました。
これを機に一人暮らしされる方や、ご自身のお子さんと一緒にやってみます!と
とても前向きなコメントも多くいただきました。
保育生活において、子どもたちが「やってみよう」と周りに励まされながら
ひとつひとつできることを増やしていく機会が多いのが保育の時間です。
この時間を通して、少しでもみなさまの「やってみよう」という気持ちを
応援できていれば幸いです。
隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士
【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。
都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。
子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。
こんにちは。こども成育〈食専科〉講座 ディレクター 管理栄養士の隅弘子です。
今回、千葉県を中心に保育所を展開されている社会福祉法人高砂福祉会様の入職式にて
「食べてスイッチオン!「げんき」朝ごはん習慣」と題して
講演とワークショップを開催させていただきました。
高砂福祉会様は、理事長先生はじめ、園長先生、食のご担当者の皆様が
「こども成育〈食専科〉」講座をご受講いただいており、その後ご縁が続いています。
エネルギーに満ちたげんきあふれる子どもたちを支える保育者の仕事は
体力はもとより、気力も必要とします。
先生がはつらつと元気であれば、周りの子ども達や保護者の方にも
元気が伝播することでしょう。
そこで今回のテーマを「朝ごはん」に設定し、朝食の必要性及び簡単に用意できる
メニューとして味噌玉づくりを行い、新たに職員として活躍される皆様と
元気になる食べ方の実践を行いました。
朝食を摂るメリットデメリットについては、大人の食事法としては
様々な議論を呼ぶお題ですが、子どもにとっては摂ることが当たり前となるよう
習慣化がとても大切です。
最初の座学では「なぜ大切なのか」の視点をお伝えするとともに
保護者の方への支援につながるコミュニケーション方法について考えていただきました。
単に「朝ごはんを食べてきてから登園してくださいね」だけでは、単なる指示です。
伝えただけでは残念ながら改善までは至らないこともあるでしょう。
子どもはもとより、保護者の欠食も目立ちます。
ご家族のみなさまが、「朝食を摂れている」習慣のために
「これおすすめですよ!」といった提案ができるようにしたいところです。
そのため、まずは保育者自らお手本や実践法をお伝えできることが大事なのです。
身近な方の実践法というのは「やれるかも!」という意識変化につながりやすいです。
そこで理想的な朝食像より、たべることが当たり前になるステップを考えてみましょう
という流れから、朝の時短につながる味噌玉作りにワークショップに展開していきました。
こういう声をよく聞きます。
確かに食事作りは作る、片付けるという家事が発生しますので
なるべく気軽に用意できたほうが朝食を摂る習慣に近づきそうですね。
そうはいってもとくに小さな子にとっては切らない、火を使わない料理だと
咀嚼能力にみあっていない料理になりかねません。
あらかじめ時間があるとき味噌玉をストックしておき、
ごはんを温めている間にお湯をわかして味噌玉に注げば相当な時間短縮につながります。
次回は後編として、味噌玉づくりの様子や、新入社員の皆さんに向けたメッセージとして
どんなお話をしたかについてご紹介します。
隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士
【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。
都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。
子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。
こどもの心理発達と行動を7つの領域から観察することで、それぞろえの領域で「今できていること」と「これからできること」を見つけ、こどもの状や胃や個性に合わせた適切なコミュニケーションを生み出すことができます。
この講座では「こどもの今」を多角的に観察するためのアプローチをお伝えします。