いま、子どもから青年、親世代から高齢者に至るまでの多世代が、
一人ひとりの 「こども」 に寄り添い、子どもの本質を見つめ「こどもを学ぶ社会」が求められています。
日本こども成育協会は、次代を担う子ども(0 歳~ 10 歳ごろ)の成長と発達を理解し、子ども一人ひとりが、自立した個人としてひとしく健やかに育つことができるよう、 最適な成育環境(人間・空間・時間・情報システム)の構築を目指します。

子どもの成育環境にあるモノやコトを創り出すことを「こども成育デザイン」と呼んでいます。
「育つ子ども」と「育てる大人」の幸福に配慮した「こども成育デザイン」が、
あらゆる産業やコミュニティにおいて、実現するように本協会は、発達心理学および子どもの成育に関する
諸科学の知見に基づいて製品やサービスの開発、人材育成の支援を行います。

現在、本協会では以下の「 3 つの視点」から子どもを学び、成育環境を構築する事業を行っています。

実績ACHIVEMENTS

ピックアップPICK UP

2024.2.15

沢井佳子先生監修「ベジキッズ『考える力』プログラム 五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット」2024年度分販売中!

本年度も、当協会理事 沢井佳子先生が監修協力をした

ベジ・キッズ『考える力』プログラム「五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット」(カゴメ株式会社)の

お申し込みを受付中です。

商品サイト:

https://www.kagome.co.jp/company/kangaeru-chikara/

販売サイト〈PatataShop特設ページ〉:

https://patata-shop.jp/?tid=10&mode=f3

 

昨年度導入された保育園を『こども成育講座』ディレクターであり
管理栄養士の隅弘子先生が訪問し、レポートしています。

ぜひこちらもご参照ください!

【カゴメ栽培活動×食育 実施園見学レポート】

「やってみよう」からみんなで楽しむ保育と食の関わり
〜「はな保育園せきとり」様(愛知県)〜〈前編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230207-2/

「やってみよう」からみんなんで楽しむ保育と食の関わり
〜「はな保育園せきとり」様(愛知県)〜〈後編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230213-2/

毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園
〜アストロキャンプ稲毛東保育園様(千葉県)〜〈前編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230228-2/

毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園
~ポピンズナーサリースクール世田谷中町様(東京都)~〈前編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230315-2/

毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園
~ポピンズナーサリースクール世田谷中町様(東京都)~〈後編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230322-2/

お知らせNEWS

2024.2.15

沢井佳子先生監修「ベジキッズ『考える力』プログラム 五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット」2024年度分販売中!

本年度も、当協会理事 沢井佳子先生が監修協力をした

ベジ・キッズ『考える力』プログラム「五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット」(カゴメ株式会社)の

お申し込みを受付中です。

商品サイト:

https://www.kagome.co.jp/company/kangaeru-chikara/

販売サイト〈PatataShop特設ページ〉:

https://patata-shop.jp/?tid=10&mode=f3

 

昨年度導入された保育園を『こども成育講座』ディレクターであり
管理栄養士の隅弘子先生が訪問し、レポートしています。

ぜひこちらもご参照ください!

【カゴメ栽培活動×食育 実施園見学レポート】

「やってみよう」からみんなで楽しむ保育と食の関わり
〜「はな保育園せきとり」様(愛知県)〜〈前編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230207-2/

「やってみよう」からみんなんで楽しむ保育と食の関わり
〜「はな保育園せきとり」様(愛知県)〜〈後編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230213-2/

毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園
〜アストロキャンプ稲毛東保育園様(千葉県)〜〈前編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230228-2/

毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園
~ポピンズナーサリースクール世田谷中町様(東京都)~〈前編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230315-2/

毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園
~ポピンズナーサリースクール世田谷中町様(東京都)~〈後編〉
https://kodomoseiiku.jp/blog/230322-2/

2024.2.14

『絵本ナビスタイル』にて沢井佳子先生が知育玩具選びのポイントについて解説

絵本や児童書や子育てに関するニュースや情報を掲載する『絵本ナビスタイル』の

「【商品プレゼント】専門家おすすめ!子どもに贈りたい知育玩具2024」記事内にて

当協会理事 沢井佳子先生がコメントを寄せています。

 

知育玩具選びのポイントについて解説していますので

ぜひご一読ください。

https://style.ehonnavi.net/lifestyle/2024/02/14_028.html

2024.2.13

『こそだてDAYS』のひろこ先生「離乳食連載」 第5回はパクパク期の進め方

当協会メディアパートナーの一つである『こそだてDAYS』さんで
こども成育〈食専科〉講座 ディレクターであり管理栄養士の
隅弘子さんと協会が「離乳食」の連載を監修しています。

第5回は、1歳〜1歳半(生後12か月〜18か月)頃の離乳食完了期となる
「パクパク期」についてです。

通常の食事に近づく第一段階ももうすぐ終了となる離乳食完了期のスケジュールや

食べさせる食材、調理法や注意点などが紹介されています。

https://www.kosodatedays.com/yogomanga/babyweaning_stage4

2024.1.30

『こそだてDAYS』のひろこ先生「離乳食連載」 第5回はパクパク期の進め方

当協会メディアパートナーの一つである『こそだてDAYS』さんで
こども成育〈食専科〉講座 ディレクターであり管理栄養士の
隅弘子さんと協会が「離乳食」の連載を監修しています。

第4回は、生後9か月~11か月頃の離乳食の後期にあたる
「カミカミ期」についてです。

食事回数が1日3回に増え、手づかみ食べをしたがる離乳食後期の
スケジュールや食べさせる食材、調理法や注意点などをご紹介します。

https://www.kosodatedays.com/yogomanga/babyweaning_stage3

 

ブログBLOG

2024.2.21

お口徹底解説〈Part3〉 口腔の基礎知識:子どもにも広がる「ロコモティブシンドローム」とは?

こんにちは。歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。

 

今年1月のブログで、大阪で開催した「オーラルフレイル」の予防セミナーの様子を

ご紹介しました。

『美口姿勢でオーラルフレイル予防』セミナーレポート

 

大人向けに開催したものでしたが、同様に「子どもたちのお口の機能はどうかな?」

と改めて考えてみました。

 

そこで今回は、『表情筋・咀嚼筋を動かして口腔機能を育てよう!』

というテーマでお話したいと思います。

 

フレイル・ロコモ・サルコペニアとは?

オーラルフレイルを含め「フレイル」へと繋がる「ロコモティブシンドローム」や

「サルコペニア」という言葉を聞いたことがありますか?

 

いずれも高齢者における要介護の大きな要因となる運動器疾患です。

 

そして、中でも「ロコモティブシンドローム」は、近年子どもたちにも広がっていて

深刻な問題になっています。

 

それぞれの言葉を簡単にご紹介します。

 

フレイル:Frailty(虚弱)

 健康な状態と要介護状態の中間に位置し、

 身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと

ロコモティブシンドローム:運動器症候群

サルコペニア:筋肉減弱症

〈参考〉

日本整形外科学会HP

https://www.joa.or.jp/media/comment/locomo_more.html

一般社団法人日本生活習慣病予防協会

https://seikatsusyukanbyo.com/guide/locomotive.php

 

ロコモは大人だけの心配事ではなくなってきている

ロコモ(ロコモティブシンドロームの略称)は、年齢とともに

立ったり座ったりする機能が低下し、骨や関節などの「運動器」の働きが衰え、

歩くなどの動きに異常をきたす状態のことを指します。

 

先程述べたように、フレイルやロコモ、サルコペニアというと、

成人特に高齢になってからの心配事で、元々あった機能(できたこと)が

運動不足や加齢・疾病などにより低下(できなくなる)という状況を指します。

 

しかしながら現在、ロコモは子どもにも広がっていることがわかっています。

 

例えば、前屈・片脚立ち・雑巾がけなどができないお子さんが増えてきているのは

私も肌感覚で感じています。

こうした雑巾がけができない子どもも増えているようです

 

口腔領域であれば、

・お口ぽかん(いつも口が開いている)

・口呼吸

・食べこぼし(お口から食物が溢れてしまう、口角に食物がくっついて残っている)

・早食い

・食べ物を飲み込めなくて食べるのに時間がかかる

・発音がうまくできない

といった様々な所見が該当し、口腔機能の低下している患児さんが多くいらっしゃいます。

 

本来であれば、子どもの時は様々な運動機能が発達し、増強します。

けれど、ロコモがみられるお子さんは、本来の機能の成長発達が脆弱な状況なのです。

 

口腔領域にこういった所見がみられる場合

▼食べる

▼呼吸する

▼話す

▼表情を豊かにする

▼感染症予防

などの機能が弱くなってしまうことで健康に悪影響を及ぼしますし、

成人・高齢になった時の衰えが大きく急激に進んでしまう可能性が心配されます。

 

次回は、ロコモが広がってきた背景にある要因や予防についてお伝えしたいと思います。

 

宗田 香織

1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。

2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・

インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。

2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。

詳しいプロフィールはこちら

 

2024.2.13

子どもの発達における「遊び」の大切さ

こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。

 

ここ数カ月、当協会のメディアパートナーでもある『パパしるべ』さんにご助力いただき

「こども成育講座」の見直しを進めています。

 

先日、講座をモニター受講いただいたパパたちにお話を伺う機会がありました。

 

講座を受講してみての感想など貴重なご意見に加えて、

日ごろ、子育てに際してパパたちが欲しいと感じる情報についてもお話を伺うことができました。

 

その中で一つ印象的だったものを今回はご紹介したいと思います。

 

それは「家での遊びのネタに困っている」といったお声です。

 

「遊び」に関するご相談はママからもいただくことが多いですが、家庭の中で「遊び担当」を担うことが多いパパのほうが

より切実に感じていらっしゃるのかもしれません。

 

「遊び」というと、まず「おもちゃ」や「知育玩具」のようなものを思い浮かべがちです。

 

もちろんそうした「物」も大切ではありますが、同時に「どう遊ぶか」というのも忘れてはならない視点です。

 

「こども成育講座」での沢井佳子先生の講義「こどもの心理発達」では、ある課題が出されます。

 

子どもの論理的発達に応じた遊びを、実際の食べ物を使って考えてみるという内容です。

 

ここで沢井先生から毎回指摘が入るのは、「教材づくり」に凝ってしまい、課題の本質を見逃してしまっているという点です。

 

前述の「おもちゃ・知育玩具」にも通じる部分だと思いますが、「何で遊ぶか」というところに意識がどうしても向きがちで

「どう遊ぶか」や、周りの大人たちがおもちゃや教材を媒介にして、「どのような声がけや働きかけをするか」という視点が

抜け落ちてしまう傾向があるのです。

 

たとえば、特別な知育玩具を用意しなくても、食卓にあるものを使うことで

子どもたちは数や数量を理解していくことができます。

 

沢井先生編著の『6歳までの子育て大全』の中で「大人も本気で遊び相手になりましょう」という一文がありますが

それだけ子どもの発達における「遊び」の重要性は高いのです。

 

特別な費用や時間をかけず、日常の暮らしの中でできる遊びはたくさんあり、そうした遊びを意識して行うことで

子どもたちの「考える力」の土台が広がり、強固なものとなっていきます。

 

沢井先生が監修し、協会が開発した「オヤトコ診断」は、今現在のお子さんの興味関心のある分野を診断でき

年齢とタイプに合った遊びを紹介するアプリです。

 

遊びの紹介とともに、どういった声がけ、導きをしていったらよいかというアドバイスもお伝えしています。

 

また、『パパしるべ』さんと共同で遊びに関する講座の開発案も浮上してきています。

 

「遊び」というキーワードは、今年の協会の活動において、より大きなキーワードに

なっていくのではないかと思っています。

 

オヤトコ診断

https://www.oyatokoshindan.com/

2024.2.6

食育に活用できる教材づくり-楽しく食べる子どもを育むために-

こんにちは。一般社団法人日本こども成育協会 食専科ディレクターの隅弘子です。

2月に入りました。

私が教えている専門学校でも卒業にむけて総仕上げの季節となり

幾分の寂しさと社会人として送り出すという気持ちでいっぱいの季節となりました。

 

保育学生のカリキュラムの中で食育を学ぶ科目を担当しており

授業の総仕上げとして、食育に活用できる教材づくりに取り組みましたのでご紹介いたします。

 

実際の園でも活用されていることを生徒たちはしっかり見ています

こちらは先日、親子向け食育勉強会にて訪問させていただいた0〜2歳児が通う園の献立ボードです。

献立名の文字の認識は難しい年齢ですが、イラストで表されている食材を見ることで

知っている食べ物が増えていく仕掛けですね。

保護者には今日食べた食材が一目でわかるので、献立の重複予防にも役立ちそうです。

毎日の献立に対応できるように、たくさんのたべものが冷蔵庫の壁で出番を待っているようです。

対象児は? どんなねらいで製作しますか?

さて、こちらが生徒たちの製作風景です。

ホワイトボードを使って教材を作るというテーマで行います。

作る目的、どのようにして保育に取り入れるかをしっかりプレゼンしてもらった後、製作に入りました。

思い思いに「らしさ」を活かして

学習教材のようにカードをたくさん作って学ぶスタイルです。

ちなみに食べものの裏面は三色食品群の色シールがはってあります。

3歳以降で繰り返し学べそうな内容です。

「今日も元気列車が走りまーす!」とたくさんの食べもののお客さんを乗せて遊ぶイメージですね。

「どの貨車にのせてあげようか?」など絵本のように声がけができそうです。

 

こちらは実際の献立との関係性を表した教材です。

「みんなが好きな献立にはどんな力が入っているかな?」など、子どもたちに問いかけてみるとよいですね。

楽しくたべるこどもへのアプローチは生活のあちこちに

「保育所における食育に関する指針」(※1)の中に、大きく分けて2つの項目が記載されています。

(1)保育所の特性を活かした食育

(2)食育の環境の整備等

上記の中に、具体的な項目が記載されています。

 

子どもの成長発達に応じてねらいとする内容は変わりますが

「食を営む力」「楽しくたべる子ども」というのは共通目標です。

遊びや日々の生活を通して、食べものに触れる機会をつくることが保育の一環として実践されています。

 

これは保育所に通っていない子どもがいる家庭でも参考のなることがたくさんあると思います。

ひとつひとつの食べものを製作するのは大変ですが、宅配カタログやスーパーのチラシなどを切り抜いて

同じような遊びもできますよ。

私もこれらを使って子どもが幼稚園の頃、壁新聞作りをやったことがあります。

 

おうちで遊ぶ機会が続く季節などがあったらちょっと工作してみませんか?

食べることについて、「知っている」「見たことがある」という発見を

親子で共有できる機会をたくさん作れるといいなと思っています。

 

※1『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf

 

 

隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士

【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。

都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。

子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。

詳しいプロフィールはこちら

2024.1.30

2024年 日本こども成育協会の活動計画をご紹介します

日本こども成育協会では、1月末に『こども成育講座』の講師陣、

こども成育インストラクターの皆さんと新年会を開催しました。

 

こうしてリアルの場で集うのは、約4年ぶりとなります。

 

オンラインでの打ち合わせや『こども成育デザイン』ラボミーティング等では

顔を合わせておりましたが、やはり直にお目にかかって時間を共にできることは

また違った喜びや楽しさ、気づきがあるものだと実感いたしました。

 

新年会に先立って、日本こども成育協会の2024年活動計画もお伝えする場を設けました。

 

今年の前期、特に注力していくのは、協会の看板ともいえる『こども成育講座』のブラッシュアップです。

 

これまで本講座は、保育、幼児教育、管理栄養士、子育て支援、

あるいは歯科関係者といった主に専門分野をお持ちの方々に

さらに知見を広げ、深めていただくという役割を担っておりました。

 

また、受講生の大部分は女性、特に育児中の方が多いという現状もありました。

 

一方で、男性の育休取得促進をはじめとする社会的背景から

「父親」が育児に関する知識を得たいというニーズの高まりも感じるようになってまいりました。

 

そこで、協会メディアパートナーである『パパしるべ』さんのご協力のもと、

育児中のパパモニターを募り、講座をご受講いただき、ご意見をいただく場を設けました。

 

そしていただいたお声を反映し、講座のフレームはそのままに、これまで「母親」に偏りがちであった

情報伝達の個所の見直しをしていくことになりました。

 

また、お父さんをはじめより多くの方に講座を認知していただけるよう

PR活動を『パパしるべ』さんのご協力を得ながら展開していく予定です。

 

それに伴い、育児中の方々に気軽にご受講いただけるような短時間のミニ講座も

開発してまいります。

 

第一弾として、特に需要の高い「はみがき」に焦点を当てた講座を本ブログでもおなじみの

こども成育インストラクターであり、歯科衛生士の宗田香織さんを講師に立案中ですので

こちらもぜひご期待ください。

『こども成育講座』と共に、協会の活動の大きな柱として育ってきている

「監修」業務につきましても、引き続き力を入れてまいります。

 

今年3期目に入る日本マクドナルド株式会社様の「パッピーセット(R)」のおもちゃ開発、

2期目に突入の株式会社一条工務店様の教育動画コンテンツ「くらしテクノ」は

引き続き当協会理事の沢井佳子先生が監修業務を担ってまいります。

 

「こども成育講座」ディレクターであり、管理栄養士の隅弘子先生も

協会メディアパートナー「こそだてDAYS」さんで離乳食に関するマンガを監修しています。

 

そのほか、昨年より手掛けております監修業務もいくつかあり、

今年お披露目を予定しているものもございますので、お楽しみにお待ちください。

 

さらに、定期開催している「こども成育デザイン・ラボミーティング」も

2024年は隔月開催とし、より内容を充実させていく予定です。

 

 

日本こども成育協会では、このように盛りだくさんの計画を立てております。

今年も皆さまからの熱い応援をよろしくお願い申し上げます!

2024.1.23

すべての人に内蔵されている発達のプログラムを知る

こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。

 

昨年は、協会設立以来の主軸事業であった『こども成育講座』に加え

近年ご依頼を多く受けるようになった「監修」業務や、

業界を超えて子どもの成育環境を考えるソサエティである『こども成育デザイン』などの

事業をよりわかりやすくお知らせできるよう、協会公式サイトのリニューアルを行いました。

 

トップ画像も一新し、上記のように子どもたちが大きな積み木で遊んでいるような

イラストを掲載しています。

 

この段々になっている積み木は、子どもの「発達」の階段をイメージしたものです。

 

誰しも、この発達の階段、すなわち発達のプログラムを生まれながらにして持っていて

周囲からの刺激を受けることで、そのプログラムが起動していきます。

 

私たちは皆、子ども時代があったわけですが、このように自分の中に

内蔵されたプログラムがあることを知りながら育ってきたわけではありません。

 

また、育てる側の大人もまた、こうした発達の内蔵プログラムを知り得る機会は

ほとんどありません。

 

もちろん、知らなくてもスクスクと育っていくわけですが

子どもがいかに発達・成長していくか、という知識があれば

ずいぶんと気持ちが楽になる子育てのシーンがたくさんあることも事実です。

 

たとえば、2歳ごろから見られる「イヤイヤ期」。

 

一般的にはマイナスにとらえがちな現象ですが、この時期は子どもが周囲に

自分の意志をはっきりと伝えられるという発達の階段を登った、

実は喜ばしいことなのだということがわかっていればどうでしょうか。

 

もちろん、なんでも「イヤイヤ」と言われてしまうストレスが

まったく解消されるわけではありませんが、肩に入ってしまう力、

眉間に寄ってしまうシワ、子どもにかける厳しい口調…

そういったものが少し和らぎ、育っていることへの喜びを享受できるのではないでしょうか。

 

イラストと共に掲げた「こどもを育むすべての人に、愛と論理を。」

という言葉に込めたのは、「子どもの発達」という理論を大人たちが知ることで

子どもたちの成育環境が愛に満ちたものとなるように、という想いです。

 

そして、日本こども成育協会のすべての事業活動は、この「愛と論理」を

土台にしています。

 

2024年は、さらに多くの大人の方々に「子どもとは何ぞや」という問いを投げかけ

発達という視点から「子どもを理解する」機会を数多くご提供できるよう

活動を展開していくべく、様々な計画を立てております。

 

次回は、2024年の活動計画についてご紹介してまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024.1.16

お口徹底解説〈Part2〉 口腔の基礎知識:唾液が出過ぎるのはNG?なんで唾液が出るの?唾液の役割を知ろう

いつもブログを読んでくださっている皆さんこんにちは。

歯科衛生士・こども成育インスト ラクターの宗田香織です。

 

一年で最も寒い時期に入り、年末年始の疲れも出てきたころではないですか?

そんな時は免疫力も下がりやすく、感染症にかかりやすくなる時期でもあります。

 

前回のブログで、管理栄養士の隅先生が食事中の唾液の働きについて

紹介してくださっていましたが、実はこの唾液には私たちの健康を維持してくれる

すごい力があるのです!!

 

今回は、私からこの“唾液”について解説してまいります。

 

ただの水ではない!!唾液の力はすごい

唾液の役割は、以下のようにとても多様です。

1. 歯の保護

2. 粘膜の保護

3. 洗浄

4. 脱灰抑制

5. 再石灰化

6. 消化酵素

7. 水分

 

さらに、

・歯や口の中の粘膜の保護をして傷になりにくくする

・食べ物を消化器官にスムーズに送り込む

・異物、細菌、ウィルスなどを排出する

・歯が溶けるのを抑制し、歯質を強化する

・酵素の力で食べ物の消化を行い、胃腸の負担の軽減や

 栄養素を取り込みやすくする

・味覚を感じやすくする

など、唾液は知らず知らずのうちにこのような働きをしています。

 

 

寒い季節にも水分摂取量と唾液分泌にも注目を

暑い夏の時期は、熱中症対策としてこまめな水分摂取を心がける習慣は

身についていると思います。

けれど、寒い季節は「トイレが近くなって困る」 「寒いから水分(冷たいもの)を

摂りたく ない」「知覚過敏で染みるから冷たい飲み物を控えている」などの理由から

水分摂取を控 えているという方も多いのではないでしょうか?

 

大人が促さないとお子さんは自発的に水分摂取してくれないこともあります。

また、寒い時期は空気が乾燥すると共に、飲料がさらに減ることもあり

体内の水分量が少なくなり、 唾液の分泌量も減りがちです。

 

それにより、口腔内のトラブル、例えば口内炎などもできやすくなります。

さらに、口腔内での一時消化の力が弱くなり胃腸の負担が増すことで

胸やけなども感じやすくなります。

 

『毎年寒い時期は胃腸の調子が悪い…』と感じている方は、唾液の働きの低下が

関係しているかもしれませんね。

 

冷たいものばかり飲んでいてはさらに胃腸の負担も増えてしまいます。

 

冬は温かい(ぬるめの)飲み物にしたり、献立に鍋物やスープ・お味噌汁などを

取り入れて、体を温めて唾液分泌を促しながら食事から摂取できる水分量を

増やすこともおすすめです。

【唾液分泌量を増やす意識も大切】

たくさんの水分を取ったから唾液量が増えるとは限りません。

 

特に、食事中に飲み物で流し込むような水分摂取の仕方が習慣になってしまうと、

咀嚼嚥下機能をうまく働かせることができなくなり、誤嚥や窒息に繋がるので

注意が必要です。

 

せっかく摂取した水分を唾液として分泌しやすくするには、

ちょっとしたコツがあります。

 

それは、「口腔周囲筋をしっかり動かす」ことです。

 

なんだか難しそう?!と感じた方もいるかもしれませんが、実は日常生活で

いつも行っていることを少し意識して行うだけなので、小さいお子さんでもできます。

 

例を挙げると

・良く噛んで食べる

・ぶくぶくエクササイズ(ぶくぶくうがい)を楽しく行う

などは今日からすぐ実践できます。

 

ぶくぶくエクササイズについては、以前のブログを参考にしてみてください。

感染症の予防や脳の発達にも!「ぶくぶくうがい」の8つのよいこと-前編

気分転換や楽しい歯みがきの導入に!「ぶくぶくうがい」の8つのよいこと-後編

良いことたくさんの「ぶくぶくうがい」が上達する9つのステップ

 

そして大切なことは

・大人が見本を見せる

・上手にできなくても楽しく親子で一緒にやってみる

・次はどんなことを意識したらうまくできそうか?親子でアイデアを出し合ってみる

こういったことで、こどもの成長発達はより深く大きく進みます。

口腔機能の発育は、咀嚼嚥下機能の向上・誤嚥や窒息防止に繋がります。

口腔機能が未発達のお子さんは唾液分泌や唾液の処理能力も未熟ですが、

日常の行動を少し意識するだけで格段に違いが表れるはずです。

 

また、やってみると案外大人の方ができないこともあるので、この機会にぜひ

ご自身の口腔機能はしっかり働いているかな?と確認をしてみてはいかがでしょうか。

 

ご家庭で是非挑戦してみてくださいね。

 

今年は元旦から地震や航空機事故など心が痛む出来事が起こり、被災された方や避難生活を

余儀なくされている方には心よりお見舞い申し上げます。

 

こちらのブログでも今後、災害時の口腔ケアについてや

歯科医師会HPなどに掲載されている災害時の口腔ケアについての情報を

ご紹介してまいりたいと思います。

 

ご活用いただき歯科疾患予防や健康維持の一助になれば幸いです。

 

災害に関する情報 日本歯科医師会

https://www.jda.or.jp/disaster/

 

宗田 香織

1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。

2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・

インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。

2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。

詳しいプロフィールはこちら

 

日本こども成育協会カレンダーCALENDAR

理事 総合監修沢井 佳子(さわい よしこ)

こどもの心理発達と行動を7つの領域から観察することで、それぞろえの領域で「今できていること」と「これからできること」を見つけ、こどもの状や胃や個性に合わせた適切なコミュニケーションを生み出すことができます。
この講座では「こどもの今」を多角的に観察するためのアプローチをお伝えします。

日本こども成育協会YouTubeチャンネルはこちら