いま、子どもから青年、親世代から高齢者に至るまでの多世代が、
一人ひとりの 「こども」 に寄り添い、子どもの本質を見つめ「こどもを学ぶ社会」が求められています。
日本こども成育協会は、次代を担う子ども(0 歳~ 10 歳ごろ)の成長と発達を理解し、子ども一人ひとりが、自立した個人としてひとしく健やかに育つことができるよう、
最適な成育環境(人間・空間・時間・情報システム)の構築を目指します。
子どもの成育環境にあるモノやコトを創り出すことを「こども成育デザイン」と呼んでいます。
「育つ子ども」と「育てる大人」の幸福に配慮した「こども成育デザイン」が、
あらゆる産業やコミュニティにおいて、実現するように本協会は、発達心理学および子どもの成育に関する
諸科学の知見に基づいて製品やサービスの開発、人材育成の支援を行います。
現在、本協会では以下の「 3 つの視点」から子どもを学び、成育環境を構築する事業を行っています。
「育児に積極的に参加したいパパたちを応援するために」
という出発点からスタートした、パパ向け育児ポータルサイトを
運営する『パパしるべ』さんとの共同プロジェクト。
「うちの子専属トレーナー」の企画立案の原点になったのは
日本こども成育協会の『こども成育講座』をモニター受講いただいた
パパたちの声でした。
今回、パパしるべ編集長で「うちの子専属トレーナー」でも
講師を務める杉山錠士さんが、改めて「こども成育講座」を受講しての
感想をレポートくださいました!
「知識を得ることで解消できる育児の不安もある」と現役パパから
お墨付きをもらった「こども成育講座」!
ぜひ現役パパたちの声をご一読ください。
知識を得るともっと子育てしたくなる! https://papashirube.com/report/kodomo_seiiku_course_development2/
『こども成育〈食専科〉講座』は、現在、第10期(2025年1月~4月受講)の受講お申し込みを 受け付けしております。 講座について詳しくは▼ https://kodomoseiiku.jp/shokusenkatoha/ お申込みはこちら▼ https://kodomoseiiku250104.peatix.com
「育児に積極的に参加したいパパたちを応援するために」
という出発点からスタートした、パパ向け育児ポータルサイトを
運営する『パパしるべ』さんとの共同プロジェクト。
「うちの子専属トレーナー」の企画立案の原点になったのは
日本こども成育協会の『こども成育講座』をモニター受講いただいた
パパたちの声でした。
今回、パパしるべ編集長で「うちの子専属トレーナー」でも
講師を務める杉山錠士さんが、改めて「こども成育講座」を受講しての
感想をレポートくださいました!
「知識を得ることで解消できる育児の不安もある」と現役パパから
お墨付きをもらった「こども成育講座」!
ぜひ現役パパたちの声をご一読ください。
知識を得るともっと子育てしたくなる! https://papashirube.com/report/kodomo_seiiku_course_development2/
『こども成育〈食専科〉講座』は、現在、第10期(2025年1月~4月受講)の受講お申し込みを 受け付けしております。 講座について詳しくは▼ https://kodomoseiiku.jp/shokusenkatoha/ お申込みはこちら▼ https://kodomoseiiku250104.peatix.com
クラウドファンディングのCAMPFIRE for social good で183%達成したパパ待望の子育てスキル講座がいよいよ始動します!
スマホで、PCで、お好きな時間に講義動画視聴をすることで「うちの子専属トレーナー」資格が取得できます。
パパ育児の基礎篇+子どもがパパを好きなる専門分野2種「ワイルドベビートレーナー」と「はみがきトレーナー」がオンデマンドで学べます。
協会からは、理事の沢井佳子先生と協会アンバサダーの宗田香織さんが講師として参加しています。
パイロット版視聴の先輩パパ達が「もっと早く知りたかった!」と、現役乳幼児パパに激推しする講座。
ぜひ、周りのプレパパや絶賛子育て中のパパたちにもお知らせください。
◆受講申し込みページ
https://kodomoseiiku01.peatix.com/
「子どもの才能を発見し、伸ばすにはどうしたらよいか?」というテーマで
協会理事の沢井佳子先生がお笑い芸人のチャンカワイさんと対談した記事が
KIDSKI STYLE(キズキスタイル)さんで公開されました。
ぜひご覧ください。
前編:才能をつくるのは多様な経験から?
認知発達から紐解く、子どもの才能開花を解説!
https://kidski.kidsna.com/kidski-style-article/0000000048
後編:子どもは親の感情を観察している?
子育ての重要なキーワードは「子どもと一緒に〇〇」
https://kidski.kidsna.com/kidski-style-article/0000000049
安心して子育てできる家づくりについて、子どもの認知発達の知見に基づいて
沢井佳子先生が、また、子どもの発達に応じた安全について羽富孝が監修しました。
ぜひご一読ください。
子どもの成長と発達にとっていい家、子育てしやすい家とは? 一条工務店様
https://www.ichijo.co.jp/lp/childcare/
前回の記事でもお伝えしましたが、現在、日本こども成育協会では
歯科クリニック向けの新たな講座の構築を進めています。
2025年の日本こども成育協会-活動予定をご紹介します
現状や課題を抽出するために、歯科クリニックの歯科医師、歯科衛生士の方々、
さらには子育て世代のお母さん方にインタビューを行っております。
なかでも、お母さんたちのお話は、子育ての「リアリティ」が垣間見られる
とても示唆に富んだ内容であり、子育て支援をされている方々にも参考になる部分が
多いのではないかと思い、本ブログでもシェアしてまいりたいと思います。
今回の記事は、3人のお子さんを育てるお母さんに
お子さんやご自身の口腔ケア、歯科検診・歯科クリニックの利用について伺った
インタビュー内容に基づいています。
お母さんのプロフィールは、子育て情報を発信するサイトの運営会社でフルタイム勤務、
現在は3人目のお子さんの育児休暇中です。
まず、妊娠期や子育て中のお母さんにとって、定期検診や歯科クリニックの利用は
人によって差があるようです。
今回、インタビューをしたお母さんは定期的に歯科検診を受けているそうですが
周囲のお母さんの中には、予防目的で子どもの歯科検診は行かず、
むし歯ができたら行くというケースが多いとのことでした。
妊娠中や子育て中における口腔ケアの重要性を理解しているものの
実際には、多忙な日常や子どもを連れての歯科受診の困難さから
受診を後回しにしてしまう傾向は強いようです。
また、特に子どもが小さいうちは、子どもを連れて歯科クリニックに通うこと自体が
ハードルになること、さらに、子どもの歯の生え方やむし歯予防に関して、
早期の歯科受診の必要性を感じつつも、いざ行動に移すのは難しいと感じることが
多いということもお話から伺えました。
妊娠期はホルモンの影響で口腔内の環境が変化しやすく、
唾液量の減少や口腔内の酸性化が進みやすいためむし歯のリスクが増加します。
妊娠期こそ、母子の健康のために定期的な歯科検診を受けることが重要なのですが
こうしたことをわかってはいても、忙しさや通院の手間を理由に
どうしても歯科受診を後回しにしがちになってしまうようです。
そうした背景から定期的な通院習慣を作れず、そのまま受診のタイミングを逃してしまう
というお話も出ていました。
また、居住地の自治体からの無料クーポンや、母子手帳と一緒に渡される
歯科の妊婦検診の助成券がなぜ配布されるのか、
十分な情報伝達やフォローアップが行き届いていないために
必然性を感じずに、受診の機会を逃してしまうこともあるとのことでした。
*******
今後も、こうした育児の「生の声」をお伝えしてまいりたいと思います。
ご期待ください!
あけましておめでとうございます。
新年初となるブログ記事では、日本こども成育協会の2025年の活動について
お伝えしたいと思います。
昨年末のブログ記事でもご紹介したように、2024年は育児中(あるいはこれから
育児に取り組む)パパたちを応援することが活動の主体でした。
そうした活動の中で、『こども成育〈食専科〉講座』の内容を見直し、
さらに子育ての現場に寄り添えるルートを模索していたところ、浮上してきたのが
「歯科クリニック」の存在でした。
協会ブログでもおなじみの歯科衛生士であり、こども成育インストラクター、
さらに昨年は「うちの子専属トレーナー」の「はみがきトレーナー」講師としても
大活躍の宗田香織さんを筆頭に、歯科衛生士や歯科医師などの歯科関係者の方々が
数多く『こども成育〈食専科〉講座』を受講くださっています。
今や、コンビニエンスストアの数より「歯科クリニック」の数は多いと言われています。
また、予防や口腔機能発達不全症が保険適用されるなどの動きもある一方で、
「歯医者さんはむし歯になったら行くところ」「治療は痛くて、怖いところ」といった
イメージがまだまだ根強く残っています。
そうしたイメージを払しょくし、口を入り口として子どもたちの健康と健やかな成長発達を守ること、
さらには子育てママやパパを支援する拠点として歯科クリニックが機能する可能性が
存分にあると考えています。
現在、理事の沢井佳子先生、大塚千夏子、そして宗田香織さんが中心となって
歯科クリニック向けの新たな講座の構築を急ピッチで進めており、
今春には0期をスタートさせる予定です。
講座準備の様子については、協会ブログでも随時レポートしてまいりますので
ぜひご注目ください!
今年、開講8年目を迎える『こども成育〈食専科〉講座』は、第10期を募集中です。
https://kodomoseiiku250104.peatix.com
また、監修事業では沢井佳子先生と大塚千夏子による
日本マクドナルド株式会社様の「ハッピーセット」のおもちゃ監修業務が6年目を、
株式会社一条工務店様の知育・サイエンス映像コンテンツ「くらしテクノ」の監修業務も
4年目を迎えます。
「ハッピーセット」最新ニュースリリース
https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2025/0110a/
くらしテクノ特設ページ
https://www.ichijo.co.jp/tekuteku/
『こども成育〈食専科〉講座』講師であり、管理栄養士の隅弘子先生が監修を担当する
『こそだてDAYS』でのマンガ連載も、2025年も新たな企画が進んでおります。
『こそだてDAYS』のひろこ先生 『ベビーフード』の種類やメリット・デメリットを解説
https://kodomoseiiku.jp/news/240724-2/
上記以外にも、監修や記事執筆等の依頼を多く頂戴しておりますので
公開されましたら、随時皆さまにもお知らせしてまいりたいと思います。
日本こども成育協会は、このように進化と深化、両面で活動を展開してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本こども成育協会の「中の人」です。
早いもので、2024年最後のブログ記事をお届けすることになりました。
今年はタイトルにもありますように、「パパ」がキーワードとなる一年になりました。
協会の主力事業である『こども成育〈食専科〉講座』は、
これまで保育士や歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士などの専門家の方々、
子どもに関する製品やサービスを手がける方々に学んでいただいておりました。
開講から7年が経ち、講座の内容を見直すにあたって
子育て支援の方々はもちろんのこと、子育ての当事者であるパパやママにも
もっと講座の知見をお届けすることができないか、という問いが生まれてきました。
そして今年は、協会のメディアパートナーとしてこれまでにご縁のあった
パパ向け育児ポータルサイト『パパしるべ』さんの協力を得て
5人の子育て現役パパたちに講座をモニター受講いただくことからスタートしました。
『こども成育〈食専科〉講座』は、学びの時間が計20時間を超えますが、
それを承知で、育児や仕事の合間に時間を見つけて受講いただきました。
受講中、受講後にお話を伺う機会を設け、そこで頂戴したお声に基づきながら
「まずは、即役立つような情報提供をしていこう」ということで
開発を進めたのが『うちの子専属トレーナー』講座でした。
『うちの子専属トレーナー』講座は、講師陣、撮影スタッフ、
モデルとしてご参加くださった親子の皆さんのご協力を得て
開発期間は比較的短期間であったものの大変完成度の高い内容となりました。
また、たくさんのパパたちに届けたいということから
日本こども成育協会では初となるクラウドファンディングにも挑戦し、
目標に対して183%の達成という成果を残すこともできました。
応援いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。
さらに、クラウドファンディングの目標達成を記念した
「うちの子ZOOM相談会・無料LIVE配信☆」の開催や
春には横浜、秋には大阪で開催された「マタニティ&ベビーフェスタ」にも参加して
『うちの子専属トレーナー』講座をご紹介し、多くのパパやママたちと
直接触れ合う機会も得ることができたのは、とても貴重な経験となりました。
『こども成育〈食専科〉講座』も、モニター受講での感想から
20分を一コマとして視聴しやすいように工夫、講義内での講師からの親御さんへの
働きかけの言葉も、従来の「ママ」中心から「ママとパパ」を意識した言葉がけに変更し
再収録をおこないました。
今後は、自治体なども巻き込みながら『うちの子専属トレーナー』講座をさらに広めていくことを課題とし、
そして『こども成育〈食専科〉講座』は、2025年年明け早々、第10期が開講いたします。
この1年、協会の活動にたくさんのご支援とご指導を賜りましたことに感謝申し上げます。
来る2025年も、さらに子育てに有益な活動が展開できるよう、精進してまいりたいと思います。
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「こども成育〈食専科〉」第10期(2025年1月~4月受講)の受講お申し込みを受け付けしております。
講座について詳しくは▼
https://kodomoseiiku.jp/shokusenkatoha/
受講レポートはこちら▼
https://papashirube.com/report/kodomo_seiiku_course_development2/
お申込みはこちら▼
https://kodomoseiiku250104.peatix.com
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皆さんこんにちは。歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。
12月も半ばになり、街はクリスマスムード。
あちこちからクリスマスソングが聞こえてきます。
私も家の玄関や部屋の飾りをクリスマス仕様にしたところです。
ところで、クリスマスソングで歯に関連した曲があることをご存知ですか?
その曲はなんと「前歯のない子のクリスマス」
YouTubeなどで検索するといくつかあがってきます。
Spike Jone & His City Slickersが歌うこの曲中では
口笛のようなピーピーと息が漏れる音が再現され
前歯がない様子を演出しています。
クリスマスには家族やお友だちと集まりチキンにかじりついたり
楽しいお喋りに花が咲いたり、写真を 撮ったり…と
前歯があれば良かったのにと感じる場面がたくさんあります。
5〜6歳頃のお子さんは、上の前歯の生え替わりの時期なので
その時期がクリスマスなどの行事に重なると、ニコッと笑って写る記念撮影で
前歯がないことはよくあります。
それもまた成長の思い出なのですが、この曲のように
『前歯があればもっと良かったのに』『どうか早く前歯が生えてきてくれないかな』
とお子さんの切望する気持ちもよくわかります。
このように、乳歯から永久歯に生え替わる時には痛み以外にも
歯がないことでの恥ずかしさや口の中の不快感、食事や歯磨きの難さを感じています。
そして、生え替わりは6〜7年もの間続きます。
大人も必ずこの経験をしているのですが、過ぎてしまえばすっかり忘れてしまいます。
そんな大人たちに、「歯があることは当たり前ではないんだ!」
と思わせてくれる一曲です。
私は今月に入り、久しぶりに歯のホワイトニングをしてもらいました。
元々歯が白いのでこまめに受けることはないのですが、何十年振りにしたことで
やはり施術後はワントーンほど白くなっていました。
クリスマスや新年を気持ちよく迎える良い準備になったなと、爽快感に包まれました。
また、健康で過ごせることの有難さを感じた時間でもありました。
さて、皆さんは今年のクリスマス、なにが欲しいですか?
クリスマス、そして新しい一年を「健口(けんこう)」で迎えられますように。
Spike Jone & His City Slickers– 前歯のない子のクリスマス(All I Want For Christmas Is My Two Front Teeth)
https://youtu.be/I-iFsxSNN2c?si=XW3U15dIcxdMZdGQ
ナット・キング・コール 前歯のない子のクリスマス
https://youtu.be/3FTQjewt1m0?si=PEzNPB8m-S2T9Ae7
参考:歯と口の基礎知識 歯の生えかわり ライオン歯科衛生研究所
https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/knowledge/02-1/
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宗田香織さんが講師を務める「うちの子専属トレーナー」資格 受講申込受付中です!
https://kodomoseiiku01.peatix.com/
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宗田 香織
1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。
2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・
インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。
2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。
前回に引き続き、こども成育インストラクターで歯科衛生士の
宗田香織さんが講師を務める『うちの子専属「はみがき」トレーナー』講座をご紹介します!
乳歯が生える前にできる口のケア★うちの子専属「はみがき」トレーナー
後半の約20分では、『パパのみがきが「好き!」になるコツ』をテーマに掲げ
実践を交えながら講座が進んでいきます。
前半でもお伝えしたように、乳歯が生え始める口の中は
舌や歯ぐきなどやわらかい状態のところに、いきなり固い歯が生えてきます。
赤ちゃんにとってはそれだけでも衝撃的なことなのに、さらに固い歯ブラシを
口に入れられて、ゴシゴシ磨かれたらどうでしょうか?
「何をされるの?」という怖さで、歯みがきが嫌いになってしまうと
宗田さんは解説します。
そこで、大切なことは
・歯ブラシの存在を知ってもらうこと
・歯みがきをすると気持ちがいい、良いことをするのだということを
覚えてもらうこと
の2点です。
そのためには、赤ちゃんにリラックスしてもらうことと同時に
パパ(もちろんママも)、「歯みがきをしなきゃ!」という気迫と力を抜いて
一緒にリラックスすることが大事なのです。
次に、赤ちゃん人形やモデルのお子さんと一緒に、リラックスするための
マッサージ方法を伝授します。
マッサージと言っても、頬っぺたや口の周りをやさしく触る程度。
赤ちゃんが安心できるような声がけをしながら、口周りや口の中を
触られることに慣れていくようにしていきます。
さらに、歯みがきシートを使っての前歯や歯ぐき、子ども用の歯ブラシを使っての
舌のマッサージ方法についてもお伝えしていきます。
慣れてきたら、歯ブラシで磨いていくのですが
その際に、「磨く強さ」に注意してほしいと宗田さん。
キッチンスケールを使って強さの実験をするのですが
進行役の杉山錠士さんが実践してみると、スケールの目盛りは
450g~600gぐらいまで振れました。
けれど、目安は「150g~200g」ぐらいの力加減でよいそうです。
杉山さんもかなり優しく磨いているつもりだったけれど
赤ちゃんにとってはかなり強めだったということを実感していました。
身近にキッチンスケールが無い場合は、腕の内側のやわらかいところを
歯ブラシでこすってみて、痛くない程度というのも目安になります。
歯みがきで取る口の中の汚れは、食べかすや、やわらかいプラークなので
強い力でゴシゴシしなくても落とすことができ、これは子どもだけでなく
大人の歯でも同じとのことでした。
このほかにも、子ども用の歯ブラシ選びのコツや具体的な磨き方についても
お伝えしていきます。
「歯みがき=怖くて苦痛の時間」ではなく、「楽しいスキンシップの時間」と
なることで、自然と歯みがきが好きになり、習慣もついていきます。
大人の歯みがきについても役立つ情報が詰まった講座となっていますので
ぜひ参考にしていただきたいと思います。
今秋より正式に開講したパパ待望の子育てスキル講座『うちの子専属トレーナー』。
これまで、「基礎篇」と選択科目である「ワイルドベビー」トレーナー講座をご紹介してまいりました。
子どもは「論理的」に発達する! うちの子専属トレーナー こどもの発達の基礎篇
「散歩」は夫婦のよりよい関係づくりの特効薬!? うちの子専属トレーナー パパの基礎篇
パパ大活躍!簡単なストレッチで元気な赤ちゃんに★うちの子専属「ワイルドベビー」トレーナー認定講座
新聞紙やタオル、ティッシュペーパーも立派なトレーニングマシン!? うちの子専属「ワイルドベビー」トレーナー認定講座
今回は、もう一つの選択科目である「はみがき」トレーナー認定講座についてご紹介します!
講師は、本ブログで『お口の徹底解説』の連載も担当している、歯科衛生士で
こども成育インストラクターの宗田香織さんです。
前半の「歯が生える前からできる口腔ケア」では、「お口を育てる」をキーワードに
「歯みがき」だけにとどまらない、親子でできる「口腔ケア」について解説しています。
乳歯が生えてくると、「むし歯にならないように!」と張り切る親御さんが多いのですが
お子さんの立場に立つと、「いきなり歯を磨くのは怖い」ものであることを
まず理解してほしいと宗田さんは言います。
歯が生えてくる違和感に加えて、いきなり「歯ブラシ」のような硬いものを口に入れられて
ゴシゴシされることを想像したら、大人でも嫌なはずです。
そこで、まずパパ(もちろんママも)にしてほしいことは、歯が生えてくる前から
口の中を観察することと、歯みがきをスタートする前の準備として
大人が歯みがきをしている姿を子どもに見せることなのです。
子どもは大好きな人をよく観察していて、その真似をしながら物事を覚えていきます。
これは「三項関係」といって、「こどもの発達の基礎篇」でもお伝えしている内容ですが
「歯みがき」も同じ原理です。
パパが楽しそうに歯みがきをしている姿に、子どもは自然と関心を持ち
「楽しそうだから一緒にやってみたい」と、無理やり口を開かせずとも
喜んで口を開けてくれるようになるのです。
また、乳歯の生え方や特徴を踏まえたうえで、まずは「歯を磨く習慣を身につけること」と
おもちゃの歯ブラシを使って慣れていきながら、「歯みがきが好きになる」ことが
大切なポイントだと宗田さんはアドバイスします。
このほかにも、もしすでに歯みがきが嫌いになってしまった場合の対処法や
歯科クリニックで専門家の力を借りるメリットなども紹介しています。
「子どもが歯みがき嫌いになるのは、実は自分が歯みがき嫌いだからなのかも!?」
と、思わずわが身を振り返りたくなるような情報が満載です!
次回は、実践編となる「パパのみがきが「好き!」になるコツ」をご紹介します。
こどもの心理発達と行動を7つの領域から観察することで、それぞろえの領域で「今できていること」と「これからできること」を見つけ、こどもの状や胃や個性に合わせた適切なコミュニケーションを生み出すことができます。
この講座では「こどもの今」を多角的に観察するためのアプローチをお伝えします。