今秋より正式に開講したパパ待望の子育てスキル講座『うちの子専属トレーナー』。
これまで、「基礎篇」と選択科目である「ワイルドベビー」トレーナー講座をご紹介してまいりました。
子どもは「論理的」に発達する! うちの子専属トレーナー こどもの発達の基礎篇
「散歩」は夫婦のよりよい関係づくりの特効薬!? うちの子専属トレーナー パパの基礎篇
パパ大活躍!簡単なストレッチで元気な赤ちゃんに★うちの子専属「ワイルドベビー」トレーナー認定講座
新聞紙やタオル、ティッシュペーパーも立派なトレーニングマシン!? うちの子専属「ワイルドベビー」トレーナー認定講座
今回は、もう一つの選択科目である「はみがき」トレーナー認定講座についてご紹介します!
講師は、本ブログで『お口の徹底解説』の連載も担当している、歯科衛生士で
こども成育インストラクターの宗田香織さんです。
前半の「歯が生える前からできる口腔ケア」では、「お口を育てる」をキーワードに
「歯みがき」だけにとどまらない、親子でできる「口腔ケア」について解説しています。
乳歯が生えてくると、「むし歯にならないように!」と張り切る親御さんが多いのですが
お子さんの立場に立つと、「いきなり歯を磨くのは怖い」ものであることを
まず理解してほしいと宗田さんは言います。
歯が生えてくる違和感に加えて、いきなり「歯ブラシ」のような硬いものを口に入れられて
ゴシゴシされることを想像したら、大人でも嫌なはずです。
そこで、まずパパ(もちろんママも)にしてほしいことは、歯が生えてくる前から
口の中を観察することと、歯みがきをスタートする前の準備として
大人が歯みがきをしている姿を子どもに見せることなのです。
子どもは大好きな人をよく観察していて、その真似をしながら物事を覚えていきます。
これは「三項関係」といって、「こどもの発達の基礎篇」でもお伝えしている内容ですが
「歯みがき」も同じ原理です。
パパが楽しそうに歯みがきをしている姿に、子どもは自然と関心を持ち
「楽しそうだから一緒にやってみたい」と、無理やり口を開かせずとも
喜んで口を開けてくれるようになるのです。
また、乳歯の生え方や特徴を踏まえたうえで、まずは「歯を磨く習慣を身につけること」と
おもちゃの歯ブラシを使って慣れていきながら、「歯みがきが好きになる」ことが
大切なポイントだと宗田さんはアドバイスします。
このほかにも、もしすでに歯みがきが嫌いになってしまった場合の対処法や
歯科クリニックで専門家の力を借りるメリットなども紹介しています。
「子どもが歯みがき嫌いになるのは、実は自分が歯みがき嫌いだからなのかも!?」
と、思わずわが身を振り返りたくなるような情報が満載です!
次回は、実践編となる「パパのみがきが「好き!」になるコツ」をご紹介します。