日本こども成育協会シニアフェローの所真里子です。
子どもの安全の専門家として研究を進める傍ら
事故防止のための監修、コラム執筆を行っています。
そろそろ夏のレジャーについて
計画を立てているご家庭もあるのではないでしょうか。
園や、子ども会などでも夏ならではの遠出を計画している方は
必ずチェックしてほしいことがあります。
川や湖、海で遊ぶ予定があるならば、
必ずライフジャケットの用意を
準備リストに入れてください。
■「安全を着る」ライフジャケット
「足を水につけるだけ。泳がないから大丈夫」
「浮き輪があれば大丈夫」
と思わないでください。
水の中は滑りやすく、
流れに足を取られることもあります。
浮き輪は、
大きな波や風で流されたりひっくり返ったりすることもあります。
ライフジャケットを着用していれば
溺れるリスクがぐっと下がります。
ボートやヨットに乗る時も着用します。

■安全なライフジャケットの選び方 ~サイズ~
サイズは合っていますか?
大きすぎると、
ライフジャケットが鼻と口を覆ってしまったり脱げたりすることもあります。
また、ベルトの絞め付けが不十分だと
うまく浮かなかったり脱げたりすることもあります。
売り場で試着したり
出かける前に着用方法を確認しましょう。
■安全なライフジャケットの選び方 ~品質~
「ライフジャケット」と売っていても
残念ながら浮力が十分でないものもあります。
購入前に説明書きを必ず確認してください。
例えば、
国土交通省が定めた安全基準を満たしたライフジャケットには
「桜マーク」が付いていますので、
マーク付きの製品を選ぶのもお勧めします。

「みんなの消費安全ナビ from 消費者庁」
Vol.663 水辺のレジャーではライフジャケットを正しく着用しましょう(消費者庁、20250627)より引用
■レンタルする時の注意
ライフジャケットが用意されている
レジャー施設もあります。
レンタルを予定している場合は、
子どもサイズは扱っているか、
事前の予約は必要か、等
出かける前に問い合わせしましょう。
子どもが大好きな水遊び。
安全に楽しめるように
事前準備をお忘れなく。
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日本こども成育協会では、子ども向けイベント、ワークショップ、施設等の「安全の確認」に取り組んでいます。ご
相談等はこちらまでご連絡ください。
https://kodomoseiiku.jp/contact/
<執筆者プロフィール>
所真里子(ところ まりこ):子ども製品・保育の安全

【専門分野】
子どもの安全(製品安全、リスクマネジメント、事故予防)
日本子ども学会常任理事
製品安全対策優良企業表彰(経済産業省)審査委員
ISOガイド50(子どもの安全)JIS化委員
【略歴】
ベネッセコーポレーションに20年以上勤め、教材編集、子ども研究、知育玩具や通販
商品の事故事例分析や安全基準づくりに取り組む。在職中に日本女子大学大学院で子ど
もの事故予防を研究。
2013年保育の安全研究・教育センター設立に参加。2021年4月~2025年3月まで、消費
者庁政策調査員として、教育・保育施設、放課後児童クラブ、障害福祉施設、介護施設
等から提出される重大事故報告書(約2500件/年)の調査及び照会業務に従事。
現在は子どもの安全の専門家として、研修講師、保護者への安全講習、製品安全行政
の委員、企業へのアドバイス等を行っている。
<著書>
『イラストで学ぶ 保育者のための「ハザード」教室
~子どもの「危ない!」の見つけ方・伝え方~』(ぎょうせい)

