新年あけましておめでとうございます。
本年初のブログ投稿では、2023年の日本こども成育協会の活動についてご紹介したいと思います。
昨年は、3月に初の開催となった『こども成育デザインフォーラム』を皮切りに、
「子どもの育ちに配慮した成育環境とは」という大命題を掲げた『こども成育デザインラボ』ラボミーティングを
毎月開催してまいりました。
主に、ファミリーサポート事業を展開されている企業の皆さまにご参加いただいておりますが、
業種・職種などの枠組みを超えたディスカッションの場、新たな知見の情報源、そして何より、
実際の子育て中の方々の肉声を聞くことができる機会としても、役立っているというお声をいただいております。
沢井佳子先生をはじめ、主催をしている日本こども成育協会事務局側でも、
多様な気づきを得られる非常に有益な場となっています。
昨年はのべ100名にものぼる方々にご参加いただきましたが、
今年も継続してラボミーティングを定期開催してまいります。
また、第2回『こども成育デザインフォーラム』も4月~5月の開催を目標に、
企画の立案など準備を進めております。
企業さまを対象とした事業としては、「監修」業務も増えてまいりました。
沢井佳子先生はもちろんのこと、本ブログでもおなじみの隅弘子先生、
また当協会代表理事である羽富孝への監修依頼も増えてきております。
皆さまにご覧いただけるものは随時、協会サイトのニュースやメールマガジン、ブログなどを通じて
お知らせしてまいりますので、ご注目いただけますと幸いです。
今年、開講6年目を迎えます『こども成育講座〈食専科〉』ですが、感染症拡大の影響を受けて、
完全オンライン受講に移行しておりました。
オンライン受講によって、お住いの地域に関わらず気軽にご受講いただける反面、
座学に比べて独学に頼る部分が多くなるため、学びの進度・深度への課題も浮き彫りとなりました。
オンラインの良さを残しつつ、さらに受講者の皆さまにとって有益な学び環境を提供すべく、
ハイブリット型の施策を模索してまいりました。
5月からは、受講時期を同じくし、オンラインの集合研修を一部取り入れるような形で進行する予定です。
養育者向けのコンテンツとしては、昨年11月よりたまがわ生活文化研究所株式会社様とのコラボレーションで
「日本橋こそだてカレッジ」がスタートいたしました。
月1回の開催で、出産準備のための情報提供や体験、親子マッサージなどのテーマでセミナーを展開しております。
2月23日(祝)には、スペシャルなワンデイ イベントも開催予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください。
2023年も沢井佳子先生を筆頭に、「すべての人に愛と論理を。」という理念を掲げ、
多種多様な企画・アプローチで皆さまと共に、「子どもにとってよりよい成育環境」を考え、
そして実現してまいりたいと思います。
本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。