本講座では、こどもの育ちを「食べること」を通して理解することで、具体的にこどもを観察する視点を獲得します。
また、「発達心理学・口腔医学・健康食育・保健学」の4つの専門知識を学び、仕事や子育ての現場で活かしていただけます。
さらに、本講座で学ぶ「こどもの育ちを観察する視点」は、子育ての経験を有無を超えた自信へつながることでしょう。
ご自身のお仕事や子育ての場で、知識を活かしたい方
全学科の講義視聴→学科試験→ディプロマの授与
※ディプロマ取得者は、取得後1年以内であれば「こども成育インストラクター〈食専科〉」資格取得コースへの編入が可能です
187,000円(税込)
興味・関心の高い分野のみ学びたい方
講義視聴→各講義修了証の授与
食行動ゼミ…71,500円(税込)
口腔ゼミ…57,200円(税込)
インストラクターの資格を取得し、「げんき食Rサポーター講座」の開催を通じて活躍の場を広げたい方
※「げんき食Rサポーター講座」とは「こども成育インストラクター」の有資格者の方のみが開催できる、お母さまやお父さまをはじめとするお子さまの子育てに関わる方を対象にした講座です。
「PART1 こどもの好き嫌いには理由(わけ)がある」「PART2 げんき食の考え方と実践」の2部構成となっており、「食べ物の好き嫌いがあって困る」「こどもに栄養バランスのよい食事をとらせるにはどうしたらいいの?」といったお悩みに寄り添う内容です。
全学科の講義視聴→学科試験→学科試験合格→ワークショップ→実技試験→資格認定
236,500円(税込)
「こどもは何もできないから大人がしっかりと導かなければならない。だからこどもの発達について学ばなければならない。」と、もし考えていたのであれば大きな誤解につながります。こどもは誰しも自らを発達させるためのプログラムを持って生まれます。それがその子なりに働くように成育環境どう整えるか。科学的な研究にもとづく「こどもの発達(0~6歳頃まで)」の在り様と観察の仕方、適した働きかけの基礎をを学びます。
こどもの口腔は「歯が無い」→「乳歯がはえ揃う」→「乳歯から永久歯に生え変わる」という激動の変化を経過します。こどもの食べる力を把握するときに「月齢年齢」よりも「口腔の発育状況」を観察することは、こどもの現状に寄添うアドバイスにつながります。また、幼児期の口腔ケアのポイントを学ぶことで、保護者の「こどものはみがき=苦痛」の固定概念を外し、楽しい子育て、およびこども自身の前向きな健康習慣へ導きます。
こどもの食は一般的に「食べさせる側」の大人の手腕にかかっているように捉えられがちです。一見困りごとのように映るこどもの「好き嫌い」「遊び食べ」「食べてくれない」などの行動は親の技量に原因があると親自身も考えがちです。しかし、それは私たち人間が「ヒト」であることに起因し、哺乳から離乳、幼児食に移り変わるそれぞれの発達の段階で起こるべき事象であることがこの教科で紐解かれます。行動の理由がわかるとサポートの質が変わります。
この教科では栄養計算の方法や子育てのための具体的なレシピなどは提供しません。こどもが養育者に支援されて栄養摂取するところから自分で食べられるようになるまでの食の自立のステップを理解し、その段階ごとの注意点や観察ポイントを学びます。またこの教科で学ぶ内容は、発達心理、こどもの食行動、口腔の知識、こどもの食と保健、食実践スクールで学ぶ内容とのリンクが明らかになり、専門家としてのサポートの多角的な視点を獲得する結節点になります。
こども成育インストラクターとして「こどもの健やかな育ち」に貢献するには、自らの健康に注意を向け「食の意識を変えることによって感じる身体や心の変化」を観察し、実感することが大切です。このプログラムは難しい計算や特別な健康法などに頼ることなく今自分の身体で起こっている5つのことについて意識を向けてシンプルに実践していくものです。各パートの動画を視聴して、実践を重ねていきながら感じる変化の体験は、説得力のあるアドバイスに活かされます。
まず、健康とは何か?元気に育つとは何か?を考えるためのポイントと、私たちの健康問題(食の範囲に限らず)とその背景を学びます。その上で、こどもとは何か?を改めて考察し、こどもの健康を守るための視点、こどもの健康問題について学びます。
実技とは、実際に子育てをしている保護者、保育の現場でこどもに接している保育者など養育者に向けて、こども成育インストラクターとして「どう寄り添うか」を具体的に考えていくワークショップです。教材はインストラクターが保護者へ伝えるためのオリジナルテキスト「げんき食Rサポーター講座」を使用します。3回のワークショップと実技試験の計4回にて本講座での学びをより深く理解し、養育者に「伝える」レベルまで引き上げます。
【専門分野】
歯科医師
スイスデンタルアカデミージャパン代表
日本歯周病学会専門医指導医
【略歴】
スウェーデンを中心にEUの歯科情報に精通。
東京都世田谷区祖師谷に1980年に開業した
医療法人泰生会の理事長および東京都中央区
人形町TOKYO歯周治療センター副院長。
【専門分野】
秋田大学教育文化学部
こども発達・特別支援講座准教授
【略歴】
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究
科博士後期課程単位取得退学。
博士(生活科学)。
10年間の中学・高校での教職経験を経て、
現職。
専門は発達心理学、幼児教育学。
【専門分野】
保健師
北里大学看護学部客員教授
【略歴】
1979年東京大学医学部保健学科卒、
保健師・看護師免許取得
同医学系研究科保健学専攻修士・博士課程修了
1987年保健学博士
こどもの城小児保健部コーディネータ、
愛育研究所研究員、
東京医科歯科大学保健衛生学科助手を経て、
1997年北里大学看護学部助教授、
2001年同教授2012年より同客員教授
【専門分野】
管理栄養士
健康食育シニアマスター
母子栄養指導士
【略歴】
こども成育インストラクター<食専科>ディレクター
一般社団法人母子栄養協会 学童食アドバイザー認定講師
ミキハウス×ベビーカレンダー
プレママ・プレパパセミナー離乳食担当講師
東京都中央区・神奈川県大和市にて
「『3色食品群を味方にする』講座」企画共同開催開催
【専門分野】
一般社団法人 NICCOT Partners 代表理事
幼稚園、保育園の保護者・
子育て支援コンサルタント
産業カウンセラー
【略歴】
NEC入社後、商品開発・人材開発に携わる。
2011年 一般社団法人 家族力向上研究所設立。
家族力のキーマンであるママの成長支援の
プロジェクトを実施。
2016年 横浜市有望ビジネス助成金交付により、
保護者支援・子育て支援サポートプログラム
「NICCOT」を立上げ。
日常の診療以外でも、校医やボランティア活動等をとうして、一般の方々と食育についてふれあう機会が多いため、この講座に大変興味をもって参加させていただきました。 どの先生も眼がきらきらと輝いておられ、また多くの貴重なお話がつまった講座は、毎回終わる度に、知も心も満腹感にひたり、どれだけ翌日への診療の糧となったことでしょう。
食育に答えはなく、ひとりひとりに添って寄り添うことが大切であることをあらためて認識させていただきました。しかし、寄り添うには、相手に不安を与えることのないように、幅広い知識・知恵・心が必要となります。この講座は、今までのわが身を振り返るよい機会でもありました。また、自分自身が育てられてきた時代を振り返ることも多く、両親や周りの方々への感謝の気持ちをあらためて感じた次第でした。 きってはきれない現代をとりまく複雑な社会問題に対しても、講座からたくさんのヒントをいただいたように思います。
講座終盤では、にがてな試験にむけて緊張した日々が続きましたが、講師の先生方、同期の受講者の方々の温かいサポートや笑顔に大変救われました。受講者の方々が、異業種の方々ということも大変魅力的で、お互いにフィードバックの機会も頂き、ありがとうございました。こども達のよりよい未来へ、ぜひ、皆様もご参加下さい。
こどもの「食」に関する知識を深めたいと思っていた時に、知人の歯科医に勧められて受講いたしました。
食に関する知識は、これまで勉強会等でも学んでいましたがそうした知識をどのように実践に活かしていくかを学べる講座でした。
今後は近隣の保育園などにもアプローチしながら歯科医という立場から保護者の方の「こどもの食」に関する意識の変化を促していく活動にも取り組んでいきたいです。
クリニックにて歯周病治療やインプラントの術前管理・メンテナンスなどで多くの患者さんに関わらせていただいている中で、歯周病が重症化した患者さんも多くそのほとんどの方が食の好き嫌いや多忙による生活の乱れなど『長年の食習慣』に悩みを持っていらっしゃいます。 歯科治療だけの関わりでは改善しないケースも多く、また近年日本における予防歯科の認知と共に歯科治療の在り方関わり方も単にむし歯や歯周病を治すだけではなくなってきたことを長く歯科に携わってきた中で実感していました。
歯科と食との関係は当然のことながら密接です。歯科衛生士の立場から治療や予防の一環として食の指導やアドバイスをすることは自然で必要なこと…でもいかにも栄養指導と堅苦しいものではなく毎日無理なく続けられるシンプルでなおかつ根拠のある食育が学びたい!と模索していたところに、こどもインストラクターセミナーに出会いました。
資格取得後、セミナーのサポート・ママ向けセミナーの講師・イベントでのぶくぶくうがい普及の取り組みや表情筋マッサージでママたちを癒しながらお子さんの食や口腔に関するアドバイスする機会をいただきました。
クリニックでの通常業務の中でも食のアドバイスを具体的に自信を持ってお伝えできるようになり、こどもの食に限らず生涯にわたって人の食を支える礎となりました。
歯科から食を、また食を通して歯と口の大切さを…これからも繋げていきたいです。
歯科衛生士の仕事を通じて、お口の中の状態と食べ物の関係、さらには身体づくりの土台として食事は基本になると思い本講座を受講しました。私も子育て中ですが、働きながら毎日の食事を良いいするのはとても負担に感じることもありました。けれど、本講座を受講して「こんなに肩の力を抜いて食事づくりができるんだ」ということがわかりました。学んだ知識を実践の場でいかしていくには、試行錯誤する部分もまだまだありますが、お母様がたによりよいアドバイスができるよう、これからも研究を続けていきたいと思っています。
こども成育インストラクター<食専科>を活用して、多くのこどもたちと保護者・保育者に食卓からみんなを笑顔にする「げんき食」のあり方を伝え、
子育てにおける困りごと、悩みの解消をサポート・助言する活動(講座・アドバイス・イベント企画)にご活躍いただきます。
公益財団法人 児童育成協会発行 隅弘子さん(管理栄養士) 2018年4月号~2019年3月号まで 連載
2018年2月24日(土)
和田宏美さん(管理栄養士)
東京都中央区日本橋人形町の認可外保育所
「まちの寺子屋」でのセミナー
食事で家族がもっと幸せになる3つの秘訣
2018年2月4日(土)
日本口腔育成学会研修会
岩井孝充さん(歯科医師)・鎌田秀一さん(歯科医師)
「教えて子どもへの健康育成アプローチ!」
2018年2月25日(日)
隅弘子さん(管理栄養士・こども成育インストラクター資格講座 講師)
東京都港区麻布十番和食レストラン可不可
こどもとママの笑顔のために・おいしい「げんき食」ランチカレッジ
2019年3月31日(土)・(日)
こども成育インストラクター多数参加
東京都中央区日本橋 ザ・グリーンホール
ソノママホリデー