戸次 佳子

戸次佳子  YOSHIKO BEKKI

【専門分野】
子ども学 発達心理学

【略歴】
学歴:お茶の水女子大学卒業、お茶の水女子大学大学院 博士後期課程修了
博士(学術)〈テーマ〉子どもの協調運動の発達に関する研究―行動特性およびQOLとの関連―

職歴:東京都公立小学校教員、お茶の水女子大学附属小学校教員、短期大学教員を経て、現在は大学および大学院で、保育学、幼児教育学、発達心理学等の授業科目を担当している。

研究の関心:小学校教員時代は、国語科と算数科研究会に所属し、主体的な学びを育む授業の工夫及び幼小連携について研究。
現在は、保育者養成、インクルーシブ保育などについて調査研究を進めている。
地域の子どもたちのための絵本の読み聞かせや、子どもの遊び広場などの企画・運営も行なっている。

 

【こども成育についてメッセージ】

子どもは乳幼児期に形成される親しい大人との愛着を基盤とした上で、適切な環境と周りの大人の支援により、認知的な能力を発達させていきます。
特に、私は、「子どもが、物を掴んだりつまんだりしながら、手指をしっかり使って遊ぶこと」を大切に考えています。
指先の運動は、脳の働きと関連するだけでなく、心の安定にもつながります。
本協会が大切にしている「こども理解のための3つの視点」は、まさに、そのことをわかりやすく示していると思います。