Q:【12~18ヶ月ごろ】常によく食べる 食べすぎ?!(1歳男の子ママ)

A:応援アドバイス:隅 弘子(すみ ひろこ)先生

よく食べるお子さんなのですね。元気があってなによりです。

こどもたちには、日々の元気を保つために必要な食事量と、からだを大きくするための食事量があります。

おとなが考える以上に、こどもには栄養が必要なのです。

どのくらいが適量の食事量なのかは、重量以外にもみるべきポイントがあります。

そのお子さんにとって、適切な固さになっているかどうかです。

お口の中の発達レベルによって、適当な固さかどうかを判断する必要があります。

毎回、離乳食ガイドの量感から逸脱するような量を食べるのであれば、歯の発達に対して食べものがやわらかすぎている可能性があります。

飲み込み食べになっているかもしれません。

これは早食いの原因にもなります。

一度お子さんが食べているところを観察し、お口の中でもぐもぐを十分にしているか、チェックしてみてください。

丸飲みに近い食べ方でしたら、もぐもぐの仕方をお母さんが見せながら食べる訓練をくわえてみてください。

手づかみ食べや、スプーンなどの食具をつかって食べることで、簡単に口にほうりこまない工夫をしてみるのもいいですね。

こども成育インストラクター<食専科>ディレクター・講師
一般社団法人母子栄養協会 学童食アドバイザー認定講師
ミキハウス×ベビーカレンダープレママ・プレパパセミナー離乳食担当講師
東京都中央区・神奈川県大和市にて「『3色食品群を味方にする』講座」企画共同開催開催
都内子育て支援施設内での食事相談及び離乳食講座担当
親子カフェにて子育て中のママ対象に食スクール、幼児食講座開講中
育児支援サイトmamari(https://mamari.jp)コラム協力
「大戸屋」食育セミナー講師
食に関する養成講座の講師担当
(実績:健康食育マスター、ブレインフード、機能性食品講座、味覚カウンセラー)

自らの出産を機に「mamaful」を立ち上げフリーランスとして活動開始。
「ママが元氣でいることがこどもの元氣の素」として食をキーワードに日々の「不安・不満」の「フ」をとる思考を伝えている。