A:応援アドバイス:隅 弘子(すみ ひろこ)先生
子どもの味蕾(みらい)の数は、大人に比べると多く存在します。
小さいころに、砂糖などの強い味覚を過剰に与えないことは、味覚の発達の上でも大切です。
食事で、お野菜や穀物の甘味を上手に活かせたら素晴らしいですね。
こどものおやつの基本的な目的は、エネルギー補給と食事で摂りきれない栄養素の補填です。
ですから、おにぎりやおいものようなエネルギーを主とするものでも、おやつとして立派なメニューです。
たくさんもぐもぐして、甘味を引き出す食べ方をしてみましょう。
大人よりも数の多い味蕾がたくさん甘味を感じるようになります。
またおやつは、大好きなひととコミュニケーションができる楽しい時間です。
旬の食材を意識したり、ひな祭りや端午の節句など季節の行事を取り入れたりと工夫をしてみてくださいね。