Q:【1歳半~2歳ごろ】むら食い(朝はいっぱい食べてくれるのに、夕飯はほとんど食べません。食べたり、食べなかったりで必要な栄養が足りてないのではないかと気がかり・・・)

A:応援アドバイス:鳥居 央子(とりい ひろこ)先生

食欲や、食事が必要な量には個人差があります。むら食いは起こりうるものと考え、食べさせようと強制しないことです。

機嫌が悪いなど気持ちの問題で食べないといった場合は、お子さんの気持ちが落ち着くのを待ちます。

むら食いを改善するポイントは、

*食事時間を決める
*生活のリズムを整える
*与える食事量を適切なものにする
*間食が多すぎないよう調整する
*食事に集中できる環境をつくる

ことです。

 

鳥居央子先生

「母子保健学」の分野をはじめ、地域看護学、家族看護学といった分野で、長きにわたり研究活動を行う。現在は、北里大学看護学部で後進の指導にも力を注いでいる。

保健師
北里大学看護学部客員教授
1979年東京大学医学部保健学科卒
保健師・看護師免許取得
同医学系研究科保健学専攻修士・博士課程修了
1987年保健学博士
こどもの城小児保健部コーディネータ、愛育研究所研究員、
東京医科歯科大学保健衛生学科助手を経て、
1997年北里大学看護学部助教授、2001年同教授
2012年より同客員教授