こどもの誘拐事件。
犯人がこどもに接触してから連れ去られるまでにかかる時間はどのくらいだかご存じですか?
ある実験によると、平均37秒。
たった30秒ほどで、こどもはいとも簡単に連れ去られてしまうのです。
しかも、無理やり車に押し込められるという力業ではなく、こども自ら車に乗ったり、喜んでついていくというケースがほとんどなのです。
「知らない人にはついて行ってはいけない」と話して聞かせる保護者の方、教育関係者の方は多いでしょう。
こどももそれはきちんと理解しているのです。
けれど、一瞬にして「知らない人」が「知っている人」になってしまう。
こどもの心理の隙をつくような巧みな言葉かけに、こどもはだまされていまうのです。
誘拐事件に限らず、こどもを取り巻く環境には様々なリスクがあります。
そうしたリスクから、いかにこどもたちを守っていくか。
防犯セミナー「子どもバリアのつくり方」では、「こどもの守り方=こどもバリア」の考え方、こどもを取り巻く「あんぜん生活」を確立するために必要な知識とスキルが身につく内容になっています。
講師は、防犯のスペシャリスト 警備やセキュリティ・サービスを展開しているS&T Outcomes代表取締役の菊地信好氏です。