春です!入園・育休明けの新生活に「寄り添う」を考える

こんにちは!

理事の大塚千夏子です。

 

街に出るとカラフルなランドセルに背中がすっぽり隠れる小さな小学生や
パパママに送ってもらう保育園・幼稚園の登園風景に出会います。

 

産育休明けに
お子さんが保育園に通うことになったご家庭では
子どもも大人も

「親子分離」生活のスタートです。

 

子どもは
今までぴったりと自分に寄り添ってくれていた
親と離れることに驚き、

園の入り口で大泣きするシーンもしばしば。

 

大人も、
今すぐ振り返って戻ってあげたい気持ちを押さえながら
園を後にすることもあるでしょう。

多くの場合、保育園では
初登園から約2週間かけて、
通常保育へと移行していきます。

2週間ほどかけて、
子どもの様子を優先しながら
ときには早めに迎えに来てもらうなど調整して

徐々に子どもは
「家庭とは違う場所」にも
「家族とは違う人」にも慣れていき
園を「自分の居場所」にしていきます。

 

保護者にとっても
「自分ではない他者」と過ごすわが子にない慣れていくには
段階を踏む時間が必要です。

 

保育業界では一般的に
1~2時間から慣らし保育をスタートして

徐々に
9時間10時間離れる生活のペースをつかんでいきます。

この「慣れていく」ステップが
きめ細やかに設定されていて

子どもも親もそのステップを経ることで
家庭ではない場所や他者と過ごす時間を
「信頼」していきます。

 

■新生活に「寄り添う」

保育や子育て支援業界だけでなく
顧客との接点を持つ業界でよく使用される言葉があります。

 

「寄り添う」

 

先日も、
私たちの歯科向けプログラムの中で
クリニックで実践することを自ら企画していくセッションでも

「患者さんに寄り添う」

という言葉が出てきました。

 

私からは

「寄り添うってどういう意味ですか?」

「具体的にどんなアクションですか?」

と問いかけて
その言葉を考える機会をつくりました。

 

日々使っている言葉で、

みんなが「知っている」と思っている言葉でも

 

意味が説明できなかったり、
具体的な例を挙げたりすることが
意外とできないことに気づきます。

 

「寄り添う」とはなにか?

 

寄り添う側も、寄り添われる側も
実は思い描いている
「寄り添い」が違うかもしれません。

 

保育園の「慣らし保育」の例は
子どもにも親にも「園生活になれる」ために
論理的かつ経験則に基づいて設定された
具体的なアクションプランです。

 

親と子どもそれぞれが
それぞれの場所で朝から夕方まで1日過ごせるようになるために
それこそ「寄り添って」導く仕組みです。

その結果、
いつか(1か月くらいを目途に)
親はニコニコと手を振って園に入っていく子どもを見送ることができます。

「寄り添った結果どうなるか?」

この機会に是非考えてみてください。

 

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より‐そ・う〔‐そふ〕【寄(り)添う】

[動ワ五(ハ四)]

1 もたれかかるように、そばへ寄る。「―・って歩く」

2 相手の気持ちを思いやって支える。「被災者に―・った政策」

※デジタル大辞泉より引用

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子どもの発達の順序を理解し、
わかること・できることの見通しを持つことで
具体的なアクションがわかります!
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