皆さんこんにちは、歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。
前回に引き続き、新入学・新学期ならではの口腔ケアのポイントをお伝えいたします。
お口徹底解説〈Part11-1〉 口腔の基礎知識:新入学の時期にある子どもの口の変化とは
子どもたちの口の中は、複数の不快症状が同時多発します。
その理由は、ご家庭ではなかなか気が付かない事が多いものです。
そこで、口の専門家である歯科医師・歯科衛生士に口の状態を診てもらい、
「何か良い対策はないか?」と聞いてみてください。
『これなら出来る』ということが必ずあると思います。
また、専門家と一緒に対策を考え、挑戦してみることは
ママやパパの負担軽減という観点からも有効です。
口の中の変化に伴う、食の好き嫌いや歯みがきを嫌がるなどの様々な困りごとは
時として「わがまま」と映ってしまうこともあります。
ですから、専門家の客観的な視点で対策を変えてみることは、とても重要なのです。
また、ご家庭でできる対策も、お話しておきたいと思います。
歯に付着したプラーク(歯垢:細菌の塊)は、歯ブラシやフロス等を使ってこすらないと
取ることはできないため、歯みがきの習慣は大切になります。
一方で、歯みがきを嫌がるなど、十分にできない時期や環境では
「口のケア」の範囲を広げて考えてみるとよいでしょう。
・うがいを頻繁にする(食べかすの除去)
・よく噛んで食べる(唾液を出す)
こうしたことも、口のケアにつながります。
歯みがきだけでなく、他のアプローチがあることを知るだけでも
気持ちが軽くなると思います。

さらに、ママやパパもお子さんと一緒に、歯科検診を積極的に受けましょう。
ママやパパが歯科健診でアドバイスを受ける姿を子どもたちが見ることで
『歯医者さんって、いろいろなお話しが聞けるんだ』
『歯科衛生士さんって、ママやパパと仲良しなんだ』
『歯みがきって気持ち良いんだ』
といったことを理解し、口のケアや歯科クリニックに通うことへの不安の軽減にも繋がります。
通院のハードルが下がることは、ご家庭でのケアの負担が減ることにもなります。
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春はわくわくする高揚感がある一方で、新しいことにチャレンジする不安などから
ストレスフルになりやすい時期です。
口と歯のことは、私たち専門家を上手に頼っていただきながら
健口で快適な春を楽しんでいただけると大変嬉しいです。
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宗田 香織
1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。
2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・
インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。
2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。