歯ブラシで磨く強さは何グラムが最適!? ★うちの子専属「はみがき」トレーナー

前回に引き続き、こども成育インストラクターで歯科衛生士の

宗田香織さんが講師を務める『うちの子専属「はみがき」トレーナー』講座をご紹介します!

 

乳歯が生える前にできる口のケア★うちの子専属「はみがき」トレーナー

 

後半の約20分では、『パパのみがきが「好き!」になるコツ』をテーマに掲げ

実践を交えながら講座が進んでいきます。

 

前半でもお伝えしたように、乳歯が生え始める口の中は

舌や歯ぐきなどやわらかい状態のところに、いきなり固い歯が生えてきます。

 

赤ちゃんにとってはそれだけでも衝撃的なことなのに、さらに固い歯ブラシを

口に入れられて、ゴシゴシ磨かれたらどうでしょうか?

 

「何をされるの?」という怖さで、歯みがきが嫌いになってしまうと

宗田さんは解説します。

 

そこで、大切なことは

・歯ブラシの存在を知ってもらうこと

・歯みがきをすると気持ちがいい、良いことをするのだということを

    覚えてもらうこと

の2点です。

 

そのためには、赤ちゃんにリラックスしてもらうことと同時に

パパ(もちろんママも)、「歯みがきをしなきゃ!」という気迫と力を抜いて

一緒にリラックスすることが大事なのです。

 

次に、赤ちゃん人形やモデルのお子さんと一緒に、リラックスするための

マッサージ方法を伝授します。

 

マッサージと言っても、頬っぺたや口の周りをやさしく触る程度。

 

赤ちゃんが安心できるような声がけをしながら、口周りや口の中を

触られることに慣れていくようにしていきます。

 

さらに、歯みがきシートを使っての前歯や歯ぐき、子ども用の歯ブラシを使っての

舌のマッサージ方法についてもお伝えしていきます。

慣れてきたら、歯ブラシで磨いていくのですが

その際に、「磨く強さ」に注意してほしいと宗田さん。

 

キッチンスケールを使って強さの実験をするのですが

進行役の杉山錠士さんが実践してみると、スケールの目盛りは

450g~600gぐらいまで振れました。

 

けれど、目安は「150g~200g」ぐらいの力加減でよいそうです。

 

杉山さんもかなり優しく磨いているつもりだったけれど

赤ちゃんにとってはかなり強めだったということを実感していました。

 

身近にキッチンスケールが無い場合は、腕の内側のやわらかいところを

歯ブラシでこすってみて、痛くない程度というのも目安になります。

 

歯みがきで取る口の中の汚れは、食べかすや、やわらかいプラークなので

強い力でゴシゴシしなくても落とすことができ、これは子どもだけでなく

大人の歯でも同じとのことでした。

 

このほかにも、子ども用の歯ブラシ選びのコツや具体的な磨き方についても

お伝えしていきます。

 

「歯みがき=怖くて苦痛の時間」ではなく、「楽しいスキンシップの時間」と

なることで、自然と歯みがきが好きになり、習慣もついていきます。

 

大人の歯みがきについても役立つ情報が詰まった講座となっていますので

ぜひ参考にしていただきたいと思います。

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