日本こども成育協会理事の大塚千夏子です。
春と秋に日本こども成育協会が協力参加している
マタニティ&ベビーフェスタのパパしるべブース。
10月26日(土)と27日(日)はインテックス大阪での開催でした。
春と同様に秋も注目の的だったのは
「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」のポスター投票。
私たち協会は
「うちの子専属トレーナー認定講座」をパパにやってほしい!とPRするためにエントリーしました。
投票結果や詳しい内容は、この記事の最後にある「パパしるべ」サイトの報告記事(※)を
是非ご覧ください。
私は2日目の朝から閉会までパパしるべブースで案内係をしていました。
晴天の日曜日、多くのプレママ・プレパパ、パパ・ママとベビー、
そして、じぃじ・ばぁばと3世代の家族であふれていました。
春の横浜でも感じた
「パパとママが一緒に楽しんでいる姿が多い!」
は、ここ大阪でも同様で、
様々なブースでこれからの家族のことを考えて情報収集に余念のない夫婦の姿が印象的でした。
10年前、同じくマタニティ&ベビーフェスタの某企業のブースに2日間立ち会ったのですが
その時に目に焼き付いたのは、
「ママがママ友と一緒にバギーに子どもをのせて大挙してやってくる!」
という光景と、
パパは少数派で、いたとしても荷物番と子どものお守りのために会場の端で仕方なくいる、という風情。
この10年で、男性の育児参加意識が一気に高まり、
夫婦で情報収集するためにこのようなイベントに揃ってやってくる、という文化に変化したことを実感しました。
2023年の男性の育児休業取得率も3割を超えました。
これから子育ての景色はもっと変わっていくことでしょう。
「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」
の投票スタイルにも発見がありました。
春の横浜(関東)vs秋の大阪(関西)!
どのポスターに投票するか決めてシールを貼るまでのアクションに
東西のスタイルの違いに気づきました。
春の横浜では、
ブースに入るや否や、サッと全体を見回して「これ!」と言ってシール投票するスピーディ直感投票。
そして、パパとママがあまり言葉を交わさずに、シールを貼った後に「どれにした?」と語り合う姿が印象的でした。
一方、秋の大阪。
画廊で絵画を眺めるがごとく、ポスターを眺めながら夫婦で「どう?」「これもいいけどあれもええな」などという会話をしながら、
それぞれが決めたポスターにシールを貼るシーンをよく見かけました。
また、その後のガラガラ抽選会では転がり出てくる玉の色に一喜一憂の声を上げるにぎやかさも
関西ならではの空気を感じました。
即断即決&事後の情報交換の関東
おしゃべりしながら吟味の関西
こうした投票行動でも地域性が見られるのかもしれません。
一組の夫婦のやり取りが私の眼に焼き付いています。
その夫婦は、それぞれでポスターを静かに吟味。
一周回ってから、全部のポスターを見渡せる場所に二人で立って、
「それでは『せーの!』でシールを貼るでー!せーの!」
と向かった先が同じポスター!
ふたりで一緒にシールを貼り終えて、思わずイエーイ!とハイタッチ☆
子育てを二人で楽しんでいる普段の姿が垣間見える瞬間でした。
難局に直面しても、このポジティブさがきっとこの二人を助けていくのだろう、と
思わずにはいられません。
子育てはスキルを手に入れるだけでなく、
「こどもをまなぶ」ことで、ポジティブな見通しを立てることができます。
それは、パパ・ママだけが学べばよいというわけではありません。
子どもの成育環境にいる「すべての大人」に
日本こども成育協会の「こどもをまなぶ」コンテンツに是非触れていただきたいと思います。
パパにやってほしい「うちの子専属トレーナー認定講座」はこちら
※パパしるべ:パパママギャップ全開!「パパがやってみたい大賞&ママがパパにやってほしい大賞」大阪の結果速報!
https://papashirube.com/report/maternity_and_babyfesta2024_award_osaka2/