秋の気配を感じるようになりましたが皆さんお元気ですか? 歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。
私は先日、福岡へ行ってまいりました。
なぜかというと…パラオのボランティア活動の時からご縁があった、歯科医師の歯科医院院長とスタッフの方々が
『こども成育〈食専科〉講座』の『こども成育インストラクター〈食専科〉資格取得コース』を受講されたのです。
その締めくくりの実技ワークで、実際にクリニックにお邪魔しました。
現在、講座受講はオンデマンド形式になりましたが、一定の条件であればオンデマンドと
会場集合研習のハイブリット形式での開催が可能です。
今回のハイブリット研修は
5月中旬 グループ講座開始 各自オンデマンド動画受講をスタート
6月上旬 オンラインで受講者・協会メンバー顔合わせと就学状況報告
6月中旬 人形町 協会オフィスにて集合研修
7月上旬・下旬 オンラインにて各自就学状況や気づきなどシェア
7月下旬 オンライン集合研修(※協会オフィス集合研修からオンラインに変更)
8月下旬 オンラインにて学科試験
9月上旬 福岡 歯科医院をお借りして実技ワークショップ・試験
という流れで開催しました。
2020年より会場集合型からオンデマンド研修に切り替わり実技ワークショップもオンラインになったので、
直接お会いしての実技ワークショップは私たち講師陣・サポートメンバーも緊張と共に心が躍ります。
実技ワークショップは、一般の方向けに開催することができる『げんき食サポーター講座』のテキストを使用して
オンデマンドの動画受講で学んだことを整理し、プレゼンテーションでアウトプットしていきます。
理解したつもりでもいざ話してみると言いたいことが出てこなくて説明できなかったり、
筆記試験では正答率が高くても人前でお話しすることには慣れていなかったり…
と、様々なドラマが生まれます。
私自身も、受講生だった時は自分の弱点に気づき「これじゃまだまだ誰かに伝えることなんてできない!!!」と
次の日に待ち受ける実技試験に焦りました。
けれど、共に学んだ同期のプレゼンにヒントを得たり、お互い意見交換をして励まし合って
各自自分スタイルの基礎を作っていく、とても貴重な機会になりました。
ワークショップや試験と聞くと緊張で逃げ出したくなるのも本音です。
しかしながら、ただテキスト読んだり講演内容を聞くだけではなく、自ら参加して得た学びや体験
そして仲間の存在は私自身の人生においても大きな財産になりました。
今回も、個別に受講されていた大阪の小学校栄養教諭の方もオンラインで参加されました。
歯科関係以外のお仕事をされていて現在2児の子育て真っ最中ということもあり、双方向で学びの多い機会になりました。
このように、こども成育インストラクター資格講座は講座内容が多岐にわたる学びも豊富ですが、
様々な職業の方や今まさに子育ての悩みを抱えている方との出会いに恵まれることはとても貴重です。
私も歯科目線でのアプローチだけではなかなか上手くサポートしきれないジレンマもありました。
そうした時に、この講座に出合い多職種の方からのアドバイスやいろいろな視点が加わることで
行き詰っていた悩みが少し解消しました。
また、子育てならぬ「孤育て」の不安に寄り添うことができるインストラクターとなる
基盤が固められたと感じています。
世界的なCOVID-19感染拡大は思いもよらない出来事でしたが、学びの場やチャンスは広がりました。
今回まさに東京⇔福岡⇔大阪とオンラインや会場集合で繋がりハイブリット形式で講座が開催できたのも
ひとつの恵みとポジティブに捉えております。
子育て中の方にも受講しやすい環境を整えることも子育て支援に関わる者の使命です。
今回のハイブリット型講座をこれからもブラッシュアップしていき、たくさんの方に繋がっていただけることを願っています。