夏らしく、新しい重点項目のなかでの「食育」の取り組みについて《後半》

こんにちは。「こども成育講座〈食専科〉」ディレクターの隅弘子です。

 

前回に引き続き、「食」にふれる機会の創出方法として、企業・団体発信の内容を

ご紹介したいと思います。

 

夏らしく、新しい重点項目のなかでの「食育」の取り組みについて《前半》

 

家族や友達と楽しみながらたべるあのファストフード店でも食育!?

 

昨今、多くの食育コンテンツをもつ企業も増えてきましたね。

 

一般社団法人日本こども成育協会でもおもちゃ開発の監修などで

ご一緒させていただいております日本マクドナルド様もその企業の一つです。

 

参考:こどもの発達支援の専門家・沢井佳子先生が 2022年1月から販売される

日本マクドナルド株式会社 ハッピーセット(R) のおもちゃを監修

https://www.kodomoseiiku.jp/news/220104-2/

 

 

主には、小学生向けもコンテンツが多いのですが、夏休みを過ごすツールとして

未就学児用のツールもダウンロードできるものがありました。(※)

 

また、ハッピーセットでもおもちゃを通して共食を楽しむ機会の創出という部分では

広義での食育のひとつとしてとらえることも一つとするのもよいでしょう。

 

誰かと食べることで食を楽しむ、楽しい経験・体験の場、頻度や内容は

別途必要に応じて指導することもできると思います。

 

 

繰り返しお伝えすることになりますが、食育とは、単に何をどれくらい

といった「栄養」の知識を伝えるだけの教育ではありません。

 

食を通してこどもの「できた」「わかった」という発達を感じる機会となること、

会話を通して親子の愛着形成を深める大切な時間として取り組む題材として

「食」が活かされていくべきと考えています。

 

園以外でも食育を支援してくださる官民の力なども借りながら、

これからも食育活動をすすめていきましょう。

 

引用記事

※日本マクドナルド社 食育の時間プラス 早ね早おき朝ごはん絵日記

https://www.mcdonalds.co.jp/sustainability/local/food_education_support/special/#basictext-4338c9caa2604a8698609f7e6ddb296b

 

 

隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士

【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。

都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。

子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。

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