こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。
2022年も後半戦に入りました。
日本こども成育協会でも、プロジェクトがいくつかスタートし
気持ちも新たに取り組んでいます。
企業様からの監修のご依頼が増えてきていることは
以前にもお伝えしておりますが、既存の商品やサービスへの監修だけでなく
立ち上げから参画するようなケースも出てまいりました。
「中の人」も先日、その一つの監修会議に参加いたしました。
日本こども成育協会の監修業務では、まず当協会の講座『こども成育講座』の
沢井佳子先生の講義「こどもの心理発達」のパートをご受講いただくことを
推奨しています。
ご受講後には、「今まで子どもについていかに間違った認識を
持っていたかに気づいた」という感想を多くいただきます。
その「気づき」がとても大切だと協会では考えています。
たとえば、大人は「子どもは何もできないから導く必要がある」と
考えがちですが、講座の中で、実は子どもは「自らを発達させるための
プログラムを持って生まれてくる」ということを理解します。
すると、子どもが本来持っている能力に配慮していない
いわば“上から目線”の企画やサービスになってはいないか
という自己点検も、自然とできるようになっていくのです。
監修会議の中でも、こうした「気づき」を多く得ていただけるよう
沢井先生と当協会理事の大塚が二人三脚で取り組んでいました。
「子どもにとってよい商品・サービスとは何か」という問いに対して
明確な答えがあるわけではありません。
「子どもの心理発達」という視点から見ると、こういう考え方もできる。
そうした知見に基づいた、多角的な視点から企業の担当者の方々が自ら考え、
納得し、自信を持って商品やサービスを世に送り出すサポートをする。
それこそが、日本こども成育協会の「監修スタイル」ではないかと感じました。