昨年開催した『オヤトコ診断プロジェクト2020 オンラインセミナー』から、
新しい生活様式での子育てやその支援に役立つお話をピックアップしてご紹介する連載。
本日は、「コロナ渦での子育て」についてです。
感染症拡大による自粛生活が続くなか、子ども同士の横のつながりが作りにくくなっていたり、
親と子の家での時間の使い方が異なることで双方にストレスが生じているお声も多く聞かれます。
こうした状況を少しでも快適に乗り切るためにはどのようなアイデアがあるか。
沢井佳子先生に伺いました。
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沢井先生:コロナ渦にあっては、皆さん人の助けがとても借りにくく、孤立しがちな側面がありましたね。
また、親子で家の中に閉じこもらなければならない状況では、ストレスがあって当然だと思います。
特に小さい頃は人と触れ合うことで成長していきますが、そうした身体的な接触が持ちづらい状況にあり、
それがどれほど子どもたちの成長や発達に影響を与えるか、私もとても気がかりではあります。
だからこそ、お子さんをよく観察すること、親子の会話をはじめとするコミュニケーションを重荷と思わず、
チームワークで楽しめるような子育てのサポートが必要だと思います。
また、親御さんのなかにはリモートワークでお仕事をされている方も多くいらっしゃいます。
オンライン会議などで会社の人とやり取りをしているそばでお子さんも過ごさなければならない、
というご家庭もあるでしょう。
そこで、「仕事をしているから静かにしてね」と言うだけではなく、
親御さんがやっていることを「見てみる?」という機会があってもいいのではないかと思います。
もちろん、同僚の方々の理解は必要なこともありますが、お子さんをお仕事の場に引き込んでしまって、
「今日は秘書がいます」と紹介したり、「ちょっと資料を持ってきてもらえる?」といったことを任せてみたりするのです。
お子さんの年齢にもよりますが、3歳以上のお子さんであれば、
言われたことや役割を理解する認知力が十分発達していて、お仕事の助手として立派に動ける可能性は高いでしょう。
大変な時期ではありますが、こうしたこともお子さんの成長、発達の機会ととらえ、
上手に活用していかれるとよいのではないでしょうか。
☆オヤトコ診断プロジェクト2020スペシャルセミナーは、
株式会社ベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>様に
ご協賛いただきました。
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読み書きや数、英語。幼児期から学ばせたいことはたくさんあるかもしれません。
でも、そういった目に見える力以上に<こどもちゃれんじ>が大切にしているのは、
「やってみたい!」と自分から進んでやろうとする意欲を育み、
「できた!」と自信をもてる体験をたくさんしてもらうこと。
意欲と自信こそ、新たなことに挑戦していくための土台。
これからの成長を支える力となるものです。
未来がどんなふうに変わっても、
自分から積極的に挑戦し、自分で考え行動できるように。
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