昨年12月、当協会理事の沢井佳子先生と東京都立川市のふじようちえん園長 加藤積一先生を
お迎えし開催した『オヤトコ診断プロジェクト2020 オンラインセミナー』。
2時間を超える熱いセッションとなりましたが、お陰様で大変好評をいただき、
当日の録画映像を再配信しております。
そこで、二週にわたり本オンラインセミナーの様子をレポートいたします!
今回は、第1部 『沢井佳子先生スペシャルセミナー「ちゃんとしなきゃ」はもう卒業!
“私らしさ・この子らしさ”でつながる親と子』のご紹介です。
昨年初頭よりはじまった感染症との闘い。
通園、通学が困難になるという、まさに緊急事態のなか続く自粛生活で、
すべてを家庭内で担わなければならないという責任の重さを感じられた
お母さま、お父さまも多かったことと思います。
そうした大変な状況に共感を示されつつ、
一方で「お子さまを観察するまたとないチャンス」だったのではないかと、
沢井先生は指摘されました。
お子さまが何を面白がり、何に夢中になっているのか。
あるいは、何をやりたがらないのか。
自粛生活は、そうしたそれぞれのお子さまの「個性」を
再発見、再確認するよい機会でもあったわけです。
もちろん、お子さまによってその興味・得意のばらつきがあります。
どうしても他と比較してしまいがちですが、
「多様性こそ天の恵み、バラバラなのが面白い」というお話が非常に印象的でした。
そして、親と子で「チーム」を組むことの大切さもアドバイスされました。
面白いと思うことに焦点を当て、親と子で一緒にやってみる。
さらに、時にはお母さまの心配ごとや悩みごとをお子さんに相談してみるのも一案。
まだ幼いと思っていたこどもが、大人顔負けのアドバイスを
返してくれることもあると言います。
また、「自分らしさ」を見つけようとよく言われますが、何が「らしさ」なのか、
自然体を見つけるのは実はとても難しいという問いかけもありました。
沢井先生は、自分たち親と子のチームを客観的に見て、
気づきや新たな情報を得ることの重要性についてお話されました。
そのために必要になるのは「観察」です。
観察をして、「その子らしさ」を見つけることが大切なのです。
しかしながら、「観察」といっても何をどう見ればよいのかわからない
養育者の方々もいらっしゃることでしょう。
そうしたお母さま、お父さまに、何か手がかりがあれば観察が緻密になる、
まさに「らしさ」をすくいとるような「おたま」を提供したい、
その結果生まれたのが『オヤトコ診断®』。
ということで、最後に『オヤトコ診断®』の解説が続きました。
今回は、1時間近くあったセミナーの内容をかいつまんでお伝えいたしました。
すべての内容はYouTubeの限定公開の動画にてご覧いただけます。
視聴のお申し込みはこちら▼
http://ptix.at/OwLnH0
※外部サイトにリンクします。
幼児期(0歳~7歳)の保護者の方はお申し込みチケット無料です。
2月28日までの限定配信となっておりますので、
ご興味のある方はお早めにお手続きください。
来週は、第2部 特別対談:ふじようちえん・加藤積一園長×沢井佳子先生
『変化を生き抜く“たくましい知性”を育むヒント』をご紹介いたします。
次回へつづく。
☆オヤトコ診断プロジェクト2020スペシャルセミナーは、
株式会社ベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>様に
ご協賛いただきました。
====================PR======================
読み書きや数、英語。幼児期から学ばせたいことはたくさんあるかもしれません。
でも、そういった目に見える力以上に<こどもちゃれんじ>が大切にしているのは、
「やってみたい!」と自分から進んでやろうとする意欲を育み、
「できた!」と自信をもてる体験をたくさんしてもらうこと。
意欲と自信こそ、新たなことに挑戦していくための土台。
これからの成長を支える力となるものです。
未来がどんなふうに変わっても、
自分から積極的に挑戦し、自分で考え行動できるように。
<こどもちゃれんじ>は、自分から未来を切り拓いていく力を育んでいきます。
<こどもちゃれんじ>では、年齢別の講座で、毎月の発達段階や関心ごとに
ぴったり合わせた学び体験をお届けしていきます。
ぜひ一度教材をご覧になってみてください。
www.shimajiro.jp こどもちゃれんじ 検索