「こども成育インストラクター〈食専科〉」第3期生で、
歯科衛生士として長年のキャリアを持つ宗田香織先生。
現在、「こども成育インストラクター〈食専科〉」のアンバサダーとして
活躍しています。
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皆さんこんにちは。こども成育インストラクターの宗田 香織です。
先日、千葉県流山市の社会福祉法人 高砂福祉会
「おおたかの森ヒルズナーサーリースクール」にておこなった講演レポートの
後半をお届けします!
講演では、口や歯の仕組みを知る事でどんなケアが必要なのか
また歯磨きだけではなく食事の取りかた(回数・時間・タイミング)でも
むし歯になりにくさ・なりやすさに差が出てくるという事をお伝えしました。
そして、お口の中の成長に伴う変化によって現れることのひとつに
“食べ物の好き嫌い”がある事なども、みなさん初めて聞きました!と
目を丸くさせていました。
好き嫌いは決してママの作った離乳食やごはんが美味しくないとか、
わがままとかではなく、硬い歯が歯ぐきを突き破って出てくるときの
痛みや違和感・生え変わりの時のぐらぐらしていて怖くて硬いものを咬めない…
と言った不安からくることでもあるのです。
また、今まで味わったことのない味覚や形状を初めて経験することで
好き嫌いという自分の好みを学ぶ時期なのです。
つまり、好き嫌いは『成長の証』なのです。
ブログを読んでくださってる皆さんのなかで
もしお子さんの好き嫌いで悩んでいるお母さんがいらしたら…
実はその好き嫌い『お子さん成長していますね!おめでとうございます!!』なのです。
一時間半の講演の中ではお伝えしきれなっかた事・他にもお伝えしたかった事が
たくさんありますが、ご参加くださった皆さんがメモを取りながら大変熱心に
聴いてくださいまいした。
お仕事の上でもご自身の口腔についてもさらに興味を持ってくださったことを
とても嬉しく思います。
クリニック以外の場所でたくさんの方に口腔についての理解を
深めて頂けましたことは歯科衛生士としても大変嬉しく貴重な機会です。
お招きくださいました篠塚先生はじめ高砂福祉会の皆様に心より感謝いたします。
今後もこういった活動を通してより多くの方に
成長期における食事や口腔管理の重要性や口腔の健康が全身の健康に繋がる事を
知って頂けるよう精進してまいります。