先日、日本こども成育協会の関連企業 株式会社 Patataが、子育てWEBアプリ
「CHILDSCOPE みてた?」をリリースしました。
このアプリは、日々の子どもの成長や発達を動画で記録し、記録した動画を『観察』することで
親が子どものわずかな変化や成長を客観的に確認できることを目的としています。
アプリの開発には、当協会の理事 沢井佳子先生をはじめ、
『こども成育〈食専科〉』の講座設計・開発、また講師としてもご活躍いただいている
秋田大学 准教授の瀬尾知子先生、一般社団法人 NICCOT Partners 代表理事の
桑子和佳絵先生が参画されています。
撮影するシーンは、日常生活の中から子どもの発達や成長がよりわかりやすい
25のシーンが提案されていて、その中から任意で撮影するシーンをいくつか選び
約1ヶ月間撮影していきます。
撮影するのは、「ごはんの食べ始めシーン」「上着を着るシーン」
「コップに飲み物を注ぐシーン」といった、普段の生活の一コマばかりです。
特別なイベントや行事、または可愛い仕草やユニークな行動をしたときに
撮影することは多いかもしれませんが、こうした日々の何気ない行動は
常に目にはしていますが、撮影することはあまりないかもしれません。
撮影時間は1~3分程度と短く、特に大がかりな撮影準備をすることなく
お手持ちのスマートフォンなどで気軽に撮影すればよいのです。
週に1回、4週間を1セットとして、1セットの最終撮影動画をアップロードすると
専門家からのアドバイスコメントが表示される仕組みになっています。
先行して行われたパイロットスタディでは、1~2週間ほどでも目に見える
変化をとらえることができたそうです。
このアプリの特長は、親が子どもの成長や発達を確認できることのほかに、
記録として残していくことで、子ども自身が自分の成長・発達を振り返って
見ることができるという点です。
例えば、小学校入学前の子どもは大きな環境の変化を前に不安になったり、
気持ちが揺らいだりすることがあります。
そうした際に、数年前の自分の足跡を客観的に見ることで
「自信と自己肯定感」を育むことができるのです。
今後、本アプリの開発に関わられた沢井佳子先生、瀬尾知子先生、桑子和佳絵先生、
そして株式会社Patata代表の羽富孝氏からの開発秘話などもご紹介してまいります。
ご期待ください。
■「CHILDSCOPEみてた?」概要
■ニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000106644.html