プロの5歳児の秘密-観察することの大切さ

こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。

 

昨年上梓いたしました『6歳までの子育て大全』が、前月より電子書籍でも

販売開始となりました。

 

Amazon(単行本・電子書籍)

 

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さらに多くの、子育てに関わる皆さまのお手元に届くとよいなと思っています。

 

 

『6歳までの子育て大全』の冒頭に、『発達スケールガイド』という

0歳から6歳までのお子さんの「発達の道のり」を記載した一覧が掲載されています。

 

これは、編著者の沢井佳子先生によって長年蓄積された膨大な量のローデータを基に

開発した『こども発達スケール®』から抽出、再構成した内容です。

 

 

「中の人」も、このローデータを見たことがありますが

Excelファイルに記載された詳細なデータにとても驚いたことを覚えています。

 

 

沢井佳子先生は、ご自身をよく「プロの5歳児」と称されます。

 

そして時に、私たち協会のメンバーを「お姉ちゃん」と呼びながら

5歳児のように甘えられることもあります(笑)

 

その姿がほんとうに自然で、ついついこちらも本当に5歳のお子さんに接している

錯覚に陥ることがあります。

 

恐らく、1歳児にも3歳児にも沢井先生は変身できると思います。

 

その秘密は、数多くの子どもたちをずっと観察しつづけ、記録し続けた

日々の集積です。

 

 

親子関係のみならず、人間関係で私たちは多くの悩みを抱えます。

 

そして、その原因の一つには「相手への期待」があり、

その期待通りにいかないと、様々な負の感情が生まれます。

 

特に、親御さんはわが子に多くの期待を寄せます。

 

それは決して悪いことではなく、むしろ愛情ゆえのことです。

 

しかしながら、その期待が親子を苦しめる原因を創り出してしまうこともあるのです。

 

 

子育てに正解はありませんが、子どもと親、双方にとってよりよい関係作りを

サポートする手段として、「観察と記録」を提唱してまいりました。

 

そして、その観察記録をスケールに照らし合わせ、客観的に現状を把握することで

不要な心配や不安を防いだり、または専門家に判断を仰いだほうがよいことに

気づくこともできます。

 

 

沢井先生のように「プロの5歳児」までとはいかずとも

多くの大人がよき観察者となれるヒントが『6歳までの子育て大全』に詰め込まれています。

 

ぜひご一読いただけますと幸いです。